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News Item 20050523mtu
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「もう一人のアンワルが出てくるだろう」

移住労組、22日に明洞聖堂で委員長標的取り締まり抗議

チェミラ記者

移住労組のアンワル委員長標的取り締まり、強度を加えている未登録移住労働者 の暴力的な取締への糾弾が連日続けられている。

*△22日午後、雨が降るなかで行われた移住労組のアンワル委員長標的取り締まり抗議集会で参席者が労組認定を要求してスローガンを叫んでいる。(C)プロメテウス ヤンフィソク*

ソウル京畿仁川移住労働者労働組合は、19日にソウル出入国管理所前で糾弾大 会を開き、続いて22日には所属およそ60人の組合員を含む各界から約200人が 参加し、明洞聖堂入り口で「移住労組弾圧粉砕と委員長救出のための移住労働 者決意大会」を開き、政府に「強制追放中断、雇用許可制廃止及び労働ビザ発給」 を要求した。

特にこの日の大会には、出入国管理所の取り締まりの威嚇にもかかわらず、多 くの移住労働者が参加し「政府の弾圧にも屈せず移住労働者の完全な労働三権 争奪のために闘う」という決意を明らかにし大会の意味を高めた。

「労組設立許可も出さないこの国が恥かしい」

*△移住労組員が取り締まり追放中止を要求する叫び声をあげている。(C)プロメテウス ヤンフィソク*

この日の大会では、アンワル委員長標的取り締まりに対する強力な糾弾と移住 労働者の労働三権が争奪されるまで闘うという決意の発言がつながった。

大会のあいさつで、移住労組のシャマル事務局長は「アンワル委員長標的取り 締まりに対し、法務部は日常的な取り締まり次元だったと弁解しているが、 出入国事務所職員も人間なのに、明け方まで働くとは道理に合う話か?」とし、 「誰が聞いても笑われる弁解にすぎない」と法務部の解明を一蹴し、 「たとえ委員長が連行されても、移住労組の闘争は決してやめない」と強調した。

続いて連帯の挨拶のためにマイクを握った民主労総のシンスンチョル副委員長 は「移住労組への弾圧が強度を加えつつあり、果して今日の大会が開けるのか を心配していた。しかしこんなに多くの移住労働者に会えて感謝する」と挨拶し、 「どんな弾圧にも屈せずに移住労組が認められ、労働三権を勝ち取る日まで 闘争しよう」と激励した。

シン副委員長は特に「金属労組は前の代議員大会で各単位労組に移住労働者が 加入できるように規約を改正することを強く勧告した」とし、「今後、移住労 働者の単位労組加入を積極的に推進する」と強調する等、民主労総次元で移住 労働者の労働三権保障のために積極的に取り組むことを決意した。

韓国移住労働者人権センターのヤンヘウ所長は、仁川に居住するある移住労働 者が、未払いの退職金を受けるために会社を訪ねたところ、社長に暴行された 後で警察署に行ったものの、未登録移住労働者という理由で逆に出入管理所に 拘禁された事例を伝え、「当時の担当刑事に会って抗議したところ『現行法上、 止むを得ない。こういう心情を理解して欲しい』と謝罪した」とし、「社会の 正義のために働く警察さえ恥じるようなことを、この政府が行っている」と政 府を非難した。

彼は「労組設立の許可も出さず、逆に委員長を尾行して連行する国で暮してい るとはあまりにも恥かしい」とし、「しかし移住労働者に対する強制取り締ま りと追放を、警察さえ恥じているという事実は、皆さんの主張が正しいことを 政府も知っているということだ。皆さんの闘争は必ず勝利する」と参加者を鼓 舞した。

アンワル委員長「生きるのもこの土地で生き、死ぬときもこの土地で死ぬ」

一方この日の大会では、14日の連行後、今日で9日間清州保護所に収監されて いる移住労組のアンワル委員長が電話を通じてだが、闘争の決意を明らかにし、 組合員の熱い歓迎を受けた。

*△ある組合員が清州保護所に収監されているアンワル委員長の声を集会途中、電話を通して聞き、涙を流している。(C)プロメテウス ヤンフィソク*

アンワル委員長はまず「こうして連行されて組合員をむしろ悲しませて申し訳ない」 とあいさつし、「たとえ私が連行されても移住労働者の闘争はさらに拡大するだろう。 他の誰の力も期待せず、私たち自らの力で労組を認めさせ、 労働三権を勝ち取るために闘争していこう」と訴え、参席者の喝采を受けた。

アンワル委員長は続いて「私は生きるのもこの土地で、死ぬときもこの土地で 死ぬ」とし、「たとえ身は閉じ込められていても、あきらめずに最後まで戦う」 と悲壮な決意を伝えることも。特に、発言の末にアンワル委員長が「同志たち と会いたい。それ以外は困っていることはない」と同僚への懐かしさを伝え、 この場にいた多くの移住労働者が涙ぐみ、他の参席者を粛然とさせた。

移住労組「アンワル委員長釈放、労働三権争奪ために最後まで戦う」

雨が降る悪天候の中で約2時間ほど続いたこの日の大会は、決議文の採択を 最後に終わった。

決議文で大会の参席者は「アンワル委員長の強制連行は、新しく建設された 移住労組への弾圧」とし、「しかし政府の過酷な弾圧にも、 闘争を止めることはない」と宣言し、アンワル委員長の釈放と 労組弾圧の中断を強く要求した。

彼らはまた「この土地の堂々とした労働者であるわれわれは、 労働者の正常な権利である労働三権争奪のために闘争する」とし 「未登録移住労働者の全面的な合法化、雇用許可制撤廃、労働ビザ争奪のために 最後まで戦う」と決意した。

一方、移住労組は来る24日、水原出入国事務所前で強制連行、暴力取り締まり 中断を要求する糾弾大会を開く予定だ。

2005/05/22[19:03](C)prometheus

原文

翻訳/文責:安田(ゆ)


Created byStaff. Created on 2005-05-23 19:06:49 / Last modified on 2005-09-05 05:18:30 Copyright: Default

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