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国家人権委、アノアル委員長『保護一時解除勧告案』全員会議に

民主労働党、 党指導部次元で国家人権委委員長面談推進

チョンミンソン minsungch@hanmail.net

移住労組アノアル委員長が9月30日にソウル中央地方裁判所別館9号で開かれた国家相手損害賠償請求訴訟二回目の裁判で、知人が準備したピケと同僚を見て喜んでいる。

5月14日、ソウル地下鉄トゥクソム駅でソウル出入国職員30余人に強制連行さ れ、154日間清州出入国保護所に長期拘禁されているアノアル委員長に対する 国家人権委保護一時解除の決定が、次の全員会議が開かれる予定の10月24日に 延期された。

アノアル委員長は5月27日、国家人権委に保護の一時解除を請求し、7月11日に 開かれるはずだった小委員会は7月25日、8月中旬、9月25日と3回延期された。 9月25日に開かれた小委員会では、担当弁護士が参加して経過を報告したが、 その決定を見られずに10月10日の全員会議に渡されていた。

13日の電話インタビューでシャキル移住労組職務代行は、保護所は長期拘禁施 設ではないのにアノアル委員長を153日間も拘禁しているのは有り得ないこと で、何よりも暴力連行されたことについて国家を相手にした損害賠償請求訴訟 が進行中なのに、国家人権委の決定が先送りされたことに失望を隠さなかった。

公益弁護士グループ共感のチョンジョンフン弁護士は、国家人権委の小委員会 の決定が全員会議に延期されたことは、小委員会で意見の対立があるためだろ うと用心深く分析した。

アノアル委員長への肯定的な決定を国家人権委に要請するために、民主労働党 は、党指導部次元でホンウォンピョ民主労働党政策研究員が民主労総と共に国 家人権委委員長との面談を推進する予定とし、以後、正確な面談日程を通知す ることを約束した。

一方、出入国職員により地下鉄駅から暴力連行されたアノアル移住労組委員長 は、『連行の不法性と暴力の行事』に対して国家を相手どった損害賠償請求訴 訟を進行中で、来る10月28日にその三回目の裁判を控えている。

2005年10月14日17:22:57

原文

翻訳/文責:安田(ゆ)


Created byStaff. Created on 2005-10-21 07:37:23 / Last modified on 2005-10-21 07:38:04 Copyright: Default

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