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韓国:国家人権委、アンワル委員長『保護解除勧告案』検討中 | ||||||
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国家人権委、アンワル委員長『保護解除勧告案』検討中 移住労組、22日まで毎日午後一人デモ開催 チョンミンソンminsungch@hanmail.net
移住労組は、7日、8日と11日の午後、国家人権委の前で、6月中旬に国家人権 委に提出した『陳情理由補充書』により「国家人権委が法務部にアンワル委員 長の『保護解除』を要求する勧告案を発表すること」を要求する一人デモを行っ た。11日の午後、ソウル中区武橋洞にある国家人権委員会(委員長チョヨンファ ン)の前には、移住労働組合の組合員と韓国人支持者およそ70人が集まり、 『国家人権委が法務部に対しアンワル移住労働者労働組合委員長の保護一時解 除勧告をすること』を要求する集会を開いた。移住労組組合員と支持者たちは、 7日、8日と11日にも同じ場所で午後12時から三時間の一人デモを行っていた。 4月24日に設立された移住労働者労働組合の初代委員長であるアンワル委員長 は、労組設立から三週目の5月14日未明、会議を終えて家に帰る途中、地下鉄 のトクソム駅で待機していた30余人の出入国職員に連行され、一時間半後に 清州出入国保護所に送られてから今日で61日目をむかえている。 二日後、アンワル委員長と面会したアルムダウン財団のファンピルギュ公益弁 護士は「連行の過程で、保護理由が書かれた『緊急保護命令書』を出入国職員 が提示した事実がない」ことを確認し、また韓国労働安全保健研究所のキムジョ ンス執行委員はアンワル委員長を検診して、「連行中、背中と首、腕などに激 しい暴行があった」ことを確認した。 連行から三日後の5月17日、移住労組はアンワル委員長名で『取り締まり過程 での違法性と不法な暴行』に対して国家人権委に陳情書を提出した。6月3日、 民主労総のクォンヨングク法律院長はこのような『手続き上の違法と暴行』に ついてアンワル委員長名で国家を相手取った『損害賠償請求訴訟』を提出した。 5月17日に提出した人権委陳情書について、権法律院長は「手続き上の違法性 と不法暴力」をめぐり進められている救済手続きの期間中に、退去や実質的拘 禁に該当する『保護』が長期間継続されるのは不当であり、「保護を解除する 措置を望むという内容の陳情理由補充書を6月中旬に人権委に提出した」と述 べた。 権院長はまた、陳情理由補充書とともに、比較的率直に作成された保護所の医 務室長による医師所見書を提出し、「裁判が大法院(最高裁)まで行くことにな ると、早くても6か月の時間が必要になるはずで、その間、訴訟の当事者であ るアンワル委員長を保護所に『保護』するのはあまりにも不当だ」と付け加え た。 移住労働組合のチョンウォンギョン事務次長は「アンワル委員長は訴訟の当事 者であり、法的な争いをする上で自分自身の問題を解決する条件が保障されな ければならない」とし、「保護所の中では正当に争うことが不可能であり、国 家人権委員会はアンワル委員長が法的な権利を行使できるように『保護解除』 を要求する勧告案を発表しなければならない」と話した。 国家人権委員会調査企画担当官室のシンホンジュ調査官は「11日に招集された 小委員会にこの懸案を提出する予定だったが、さらに資料の補完をして、次の 小委員会に提出する計画」とし、「二週間後に招集される小委員会で三人の委 員全員が反対すると保護解除勧告案を出すのは難しくなるだろうが、少なくと も一人が賛成すれば、11人の委員が参加する全員会議に渡されるだろう」と話 した。シン調査官は「小委員会と全員会議は日程が決まっていない。普通は 1か月に二回開かれる」とし、「恐らく7月中には結論が出ると思う」と付け加えた。 一方、移住労組は7月5日に国家人権委事務室で面談を行い、次の小委員会が開 かれる7月22日まで、国家人権委員会の前で毎日午後12時から二時間の一人デ モを行い、ソウルと京畿道一帯での市民宣伝戦を開く計画だと述べた。 2005年07月12日20:29:09 翻訳/文責:安田(ゆ) Created byStaff. Created on 2005-07-14 12:13:04 / Last modified on 2005-09-05 05:18:38 Copyright: Default このフォルダのファイル一覧 | 上の階層へ | ||||||