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PD手帳・製作スタッフ無罪、検察改革の要求高まる

製作スタッフは大法院判決を歓迎「政治検事への報復、検察改革が必要」

チョン・ヨンギル修習記者 2011.09.02 19:07

9月2日、大法院は、2008年にMBCのPD手帳が放送した『米国産牛肉、果たして 狂牛病に安全か?」編の製作スタッフに対する名誉毀損および業務妨害容疑に 無罪と判決した。

大法院2部(主審イ・サンフン最高裁判事)は2日、検察の上告を棄却してPD手帳 を製作したチョ・ヌンヒPD、ソン・イルジュンPD、キム・ボスルPD、 イ・チュングンPD、キム・ウニ作家に無罪を宣告した。

言論労組によれば、チョ・ヌンヒPDは判決に対し「理性がある政権と政府なら 法的訴訟を取り消せたはずだが、こうして40か月間、私たちを困らせるとは 思わなかった」と話した。

チョ・ディレクターはツイッター(@mbcpdcho)に「こんな卑劣な捜査をした 政治検事は必ず報復されなければならない。検察改革なく言論の自由と民主主義 を守るのは難しい」と感想を残した。

また、事件を起訴した検事の名前も忘れるなと伝え、イム・スビン検事が辞表 を出した後に事件を担当したチョン・ヒョンジュン部長検事、パク・キルベ検事、 キム・ギョンス検事の名を言論が報道するよう要請した。

PD手帳製作スタッフの勝訴の知らせに対し、民主労働党は論評で「言論の自由 という民主主義の常識を尊重した今日の大法院の判決を歓迎する」とし「権力 の牽制というジャーナリズム本来の役割に充実であろうとしたPD手帳の製作 スタッフを無理に起訴した政権と検察は、明確に今回の事態の責任を取れ」と 政権を批判した。

進歩新党も「政府が真実を隠すためにジャーナリストを不要な裁判などで強迫 するようなことは、もう韓国からなくせ」と大法院判決を歓迎する意向を示した。

なお、大法院全体合議体(主審ヤン・チャンス最高裁判事)でも、高裁で訂正と 反論報道をするべきだといった韓米牛肉交渉以後、輸入中断などの措置が難し くなるという内容と、米国の食肉処理の実態をきちんと把握できなかったとい う内容は主観的な評価であり、意見表明の事案で、法理を誤解していると見て 原審を破棄、高裁に差し戻した。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2011-09-04 02:18:59 / Last modified on 2011-09-04 02:19:00 Copyright: Default

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