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チャムセサンと進歩ネットが自由なインターネットのために共に戦います

[社告] 2007大統領選挙... インターネットのクツワを外せ!

チャムセサン/ 2007年11月23日15時44分

チャムセサン-進歩ネット共同声明

2007大統領選挙... インターネットのクツワを外せ!

民衆言論チャムセサンと進歩ネットが自由なインターネットのために共に戦います

2007年大統領選挙を控えて、選挙運動が始まる11月27日からインターネット実 名制が実施されます。これは、公職選挙法第82条の6によるもので、選挙運動期 間中にインターネット言論社はすべての掲示板、対話室に利用者の実名を確認 するための技術的措置を取らなければなりません。実名確認システムを備えな いインターネット言論社には1千万ウォン以下の過怠金が賦課されます。

しかしわれわれは選挙時期にインターネット実名制がすべての国民を虚偽情報・ 誹謗流布者だとする前提は、明白な事前検閲であり、匿名性に基づいたインター ネットでの表現の自由と政治的権利を侵害すると考えます。進歩ネットは2004 年に公職選挙法が改正された時からインターネット実名制反対運動をしてきま した。チャムセサンは2006年の531地方選挙で初めてインターネット実名制が実 施された時、これをきっぱりと拒否したことあります。

2007年にまた戻ってきたインターネット実名制に、もっと強く対抗するために チャムセサンと進歩ネットワークセンターが力を合わせます。チャムセサンの 各記事につけられる反論コメント文の欄は、選挙運動期間中、その運営を進歩 ネットが担当します。進歩ネットは、情報人権団体として選挙時期にもネチズ ンが自由に意見を残し、討論できるべきだと信じます。

非常に憂鬱な政局です。大統領選挙が目前になってもインターネットは沈黙を 強要されています。候補者と政党を批判する反論コメント、パロディ、UCCは、 すべて非常に萎縮しています。実名制が導入された後、インターネットでは政治 関連の反論コメントと批判が急激に減りました。

ポータルなどほとんどのインターネットサイトでは実名認証が当然のように受 け入れられています。しかしすべての人が悪意のメッセージを残し、虚偽情報 を流布することを前提にするインターネット実名制は、重大な人権侵害です。

今のように国民の正当な政治参加と有権者としての権利が深刻に脅かされれば、 韓国社会の民主主義も重大な危機を迎えるようになります。行政による便宜的 な政策で、批判の声にクツワをはめようとする政治的策略に対し、われわれは 決然と対抗しようと思います。

意を共にするネチズン、インターネット言論、そしてさまざまな人権市民言論 団体と力を合わせ、われわれはインターネット実名制が廃止される日まで実践 して戦います。

・選管委と政府は表現の自由を侵害するインターネット実名制の執行を即刻中断しろ。

・政府と国会は選挙法を改正して、インターネット実名制を即刻廃止しろ。

2007年11月23日 民衆言論チャムセサン 進歩ネットワークセンター

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンス:営利利用不可・改変許容仮訳)に従います。


Created byStaff. Created on 2007-11-27 00:45:38 / Last modified on 2007-11-27 00:45:40 Copyright: Default

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