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著作権法改正案が法司委を通過、ネチズンが立ち上がる

30日に国会本会議上程予定、 ネチズンたちは著作権法改悪反対共同行動

チョ・スビン記者/ 2006年11月29日12時56分

27日に著作権法専門改正案が国会法制司法委員会法案審査第2小委を通過した。 30日の国会本会議に上程される予定だ。昨年12月、ヨルリンウリ党のウ・サン ホ議員が代表発議した著作権法専門改正案に対し、市民社会と法曹界、学界は 継続的に問題を提起してきた。

8月には法司委第2小委審議を前に、人権市民社会団体は「著作権法本来の法制 定の趣旨も深刻に歪曲している」と反対運動を繰り広げた。また法曹界と学界 の105人が「いくつかの争点条項で法条文の抽象性と曖昧性により国民の混乱 と過度な法執行による社会的費用の浪費を引き起こす恐れがあり、法案の内容 上、国民のプライバシーと表現の自由などの基本権を侵害するなど、違憲の余 地がある」とし、共同で反対声明を出した。

ネチズン、人権市民団体共同行動準備

結局、法司委第2小委を通過して著作権法の国会上程を前にした状況で、ネチ ズンと人権市民社会団体は再び共同行動を準備している。情報共有連帯IPLeft をはじめとする人権市民団体は、人権侵害と違憲などの余地がある著作権法全 文改正案自体と拙速な推進過程を根拠として、全面的な再検討と毒素条項の廃 棄を要求し、声明を含む共同行動を繰り広げる。

彼らは27、28日、連続して糾弾声明を発表したのに続き、文化観光部、ウ・サ ンホ議員、法司委国会議員のホームページに抗議文の書き込み、ブログでの全 文改正案の問題点共有と討論、「著作権法改悪反対ネチズン宣言」バナーなど を優先的に進行する。

文観部が立法府なのか!

一方、情報共有連帯IPLeftと進歩ネットワークセンターは27日の声明で、著作 権法全文改正案が国会本会議を通過するか、文化観光部の修正意見のとおりに 通過すれば、再改正運動をはじめ違憲訴訟など強力な活動を繰り広げると警告 した。

彼らはまた「著作権法全文改正案が文化観光委常任委を通過し、法制司法委員 会で議論される過程で見せた文化観光部の姿勢は、行政府の権限を越え、まる で自分たちが立法府であるかのように自任するようすを見せている」とし、手 続き的な問題を提起、「国会は国民の基本的な人権を侵害し、著作物の合法的 な利用さえ萎縮させる違憲的な今回の著作権法全文改正案を全面再検討すべき であり、毒素条項を廃棄するのが当然」と主張した。

28日には平和村ピースネット、韓国労働ネットワーク協議会、文化連帯、共に する市民行動なども共に署名した声明を発表した。彼らは声明で「法司委に係 留されている間も人権市民社会団体とネチズン、そして法曹界と学界の著作権 法専門弁護士、教授など、多くの人々が反対した」とし「8月22日の法司委第2 小委で国会議員がFTAに関する問題などで追加で提起した問題を今回の小委で きちんと検証したのか、疑わしい」と付け加えた。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンス:営利利用不可・改変許容仮訳)に従います。


Created byStaff. Created on 2006-11-30 05:00:54 / Last modified on 2006-11-30 05:00:55 Copyright: Default

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