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青年女性労働者、自由韓国党を訪問して「最低賃金攻撃をやめろ」

最低賃金算入範囲改悪の試みも…31日の最賃委で労使双方が激突か

パク・タソル記者 2018.01.30 15:00

7530ウォンに上げられた最低賃金をめぐり、 保守陣営による無力化の試みが続いている。 特に自由韓国党が先頭で最低賃金を攻撃しているなかで、 青年、女性などの最低賃金の当事者たちは自由韓国党を訪問し 「最低賃金の意味を否定して、最低賃金引き上げを邪魔する態度をいますぐやめろ」と要求した。

全国女性労働組合、青年ユニオン、韓国非正規労働センターは1月30日午前、 汝矣島の自由韓国党の前で記者会見を行って、 洪準杓(ホン・ジュンピョ)代表に対する糾弾の声を上げ続けた。 彼らは「最低賃金1万ウォンは、大統領選挙の時に保守と進歩を問わない社会的合意だった」とし 「洪準杓、安哲秀(アン・チョルス)、劉承ミン(ユ・スンミン)候補はみんな、 任期内の最低賃金1万ウォンを公約して、 現政権と大原則では差異がなかった」と明らかにした。

続いて「韓国社会が批判すべき対象は最低賃金制度ではなく、 家主、財閥大企業中心の経済構造、そして歪曲された市場論理と政治的攻勢」とし 「自由韓国党をはじめとする保守陣営のダブルスタンダードが続いているが、 最低賃金引き上げにを邪魔するのを止めろ」と要求した。

記者会見に参加した全国女性労働組合ソウル支部のキム・ジョンイム支部長は 「年初から最低賃金の肯定的な効果よりも否定的な話を吐き出しながら、 来年度の最低賃金に下落の圧力を加えている」とし 「最低賃金に食費などを入れて事実上、賃金下落の効果を持たらす議論が進められているが、 最低賃金の当事者としては力が抜けるような話」と話した。 また「上がった賃金で各種の未来を設計した労働者たちが不安に思う言葉が現場から聞こえる」とし 「最低賃金労働者たちの夢を奪う措置が出てくれば、 連帯を形成してこれに対抗していく」と明らかにした。

青年ユニオンのキム・ビョンチョル労働相談チーム長は 「中小商工人、零細自営業者までを考慮した最低賃金を実現するために政治家が悩まなければならないが、 保守陣営は労働者と自営業者との対決の構図を作り、彼らの責任を放棄している」と指摘した。

韓国非正規労働センターのイ・ナムシン常任活動家も 「中小商工人、零細自営業者の困難を十分に理解し、 彼らの苦情を解消する合理的代案も悩まなければならないが、 正当に上がった7530ウォンを否定する洪準杓代表の発言は容認できない」とし 「最低賃金適用当事者である500万の労働者とその家族の権利を根から否定する極悪非道な発言」と批判した。

自由韓国党の洪準杓代表は、 最低賃金のために中小企業と零細自営業者の廃業が続出していると主張して、 2月の国会でこれを正すと公言している。 保守陣営と政界の最低賃金引き上げ無力化の試みに対し、 労働界も緊張して闘争体制を整えている。

最低賃金委員会の委員長を含む使用者代表が最低賃金算入範囲の拡大を主張しているが、 民主労総は1月30日午後3時の決意大会を皮切りに対応を始める。

民主労総は「労働組合がない未組織労働者にとって、 賞与金、各種手当てなどを一方的に基本給化し、 最低賃金の引き上げを無力化させる行為が続いており、 組織労働者にも労働時間短縮により実質賃金を低下させたり、 大学清掃、警備労働者のように足りない人員を補充する方式ではなく、 アルバイトに変える方式の構造調整を試みている」とし 「2019年度に適用される最低賃金の引き上げを事前封鎖しようとする目的で強行されている露骨な最低賃金引き上げ無力化の試みと、 制度の改悪を強力に糾弾する決意大会を開くことにした」と述べた。

最低賃金委員会の全員会議が開かれる1月31日の午後には 最低賃金算入範囲改悪中断を要求する宣伝戦を行う。 2月7日午前には最低賃金便法違反問題の解決を要求する労働庁前での全国同時多発記者会見と、支庁長との面談が予定されている。 2月20日には最低賃金値上げ無力化中断要求、 最低賃金1万ウォン保障決意大会、 および全国同時多発1人デモが最低賃金委員会全員会の開催場所で開かれる予定だ。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


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