［韓米FTA 第二回公聴会］午前セッション霧散、午後2時再開予定

ヤンギファン、 米国の財界を説得する努力の半分も..

ラウニョン記者 hallola＠jinbo.net

第二回韓米FTA政府合同公聴会は11時を過ぎても午前のセッションを始められ ない程、参加者の論争が続いた。

発言者が退出して空席になった/イジョンウォン記者

金ジョンフン首席代表が会議中断を提案し、静かになった場内にヤンギファン 映画人対策委報道官がしばらくマイクを借りて、発言を始めた。

ヤンギファン報道官は「賛成する人もいて、反対する人もいる。この席にいる 市民や来賓の誤解があるようなので、釈明する」と発言の理由を説明した。

ヤンギファン報道官は「個別に興奮した状態で意見を陳述したが、もっと考え てみよう」と話し始めた。「韓国政府は、米国とのFTA交渉のために米国を巡 回して、米国の業界を説得し、政府を説得して理解させる過程を踏んだ。だが まさに国内で反対する人々の声は聞いていない」と指摘した。

ヤンギファン報道官は「2月2日の公聴会は、200人のガードマンを動員し、前 の席に配置して、拙速に行われた。200ページの統合交渉文の草案には、きち んと報道された内容がない」とし「問題提起自体が暴力ではなく、政府がこん な調子で自国民の生存と生活の声を踏みにじることがさらに大きな暴力だ」と 主張した。

またヤンギファン報道官は「政府が堂々としているのなら、自国民を説得しな ければならない」と主張して「毒か薬かの論争があって、国の興亡と民衆の生 存権がかかっている重大な韓米FTA公聴会が、韓米FTA称賛の一方的な広報の場 になってはいけない」とし、反対の声を排除せず、政府が公式な場で耳を傾け なければと主張した。

11時10分頃、結局午前のセッションができないという判断が伝わり、午後2時 に公聴会を再開するという立場を明らかにした後、政府参席者は全員退場した。

2006年06月27日12時43分

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンス:営利利用不可・改変許容（仮訳）に従います。