死の韓米FTAを片付けろ

汎国本が 光化門で葬式進行、 棺の火刑も

ラウニョン記者 hallola＠jinbo.net

韓米FTA阻止汎国民運動本部が韓米FTAの棺を作り、葬式をした。/イジョンウォン記者

韓米FTA阻止汎国民運動本部(汎国本)は9日、光化門で‘韓米FTA交渉死の葬式’ を行った。

汎国本は韓米FTA第一回交渉を「超国籍資本の魔手が見えた本交渉」と評価し た。汎国本は「交渉の結果より交渉の本質」に注目し、「韓米FTAは社会全域 を私有化/市場化することで超国籍資本の利潤を拡大する」と強調した。

韓米FTA葬式参席者が喪服を着て悲しそうな表情で立つ。/イジョンウォン記者

また「韓米FTA交渉に臨む韓国政府と財閥も、米国資本と本質的な利害がぴっ たり一致する」と強調して「韓国政府が語るようなどちらも受け入れられる利 益均衡導出での『利益』は、まさに資本集団の利益でしかない」と一蹴した。

汎国本は「死ぬのは私たちでなく韓米FTAだ」とし「韓米FTAの死亡を宣言する」 という意味でこの日のパフォーマンスを行った。

チョングァンフン汎国本共同代表は「競争にならないのに競争だけが生きる道 だという主張は荒唐無稽」とし、「韓米FTA交渉を撤回しろ」と主張した。

イジョンウォン記者

記者会見を終え、喪服の参加者は遺影と棺を先頭に、大統領府までデモ行進を 試みたが、警察に阻止されデモ行進が不可能になったため「韓米FTA 棺火刑」 をしてこの日の行事を終わらせた。

韓米FTA街頭葬式が開かれた光化門のあちこちはワールドカップを楽しもうという大型宣伝物がかけられている。/イジョンウォン記者

2006年06月10日14時31分

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
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