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全国非正規労働者大会を前に闘争週間宣言

非正規職労働者、「人は使い捨てではない」

チェ・イニ記者 flyhigh@jinbo.net / 2008年10月20日14時47分

「非正規職差別を撤廃しろ」とソウルのタプゴル公園で焼身自殺したイ・ヨン ソク労働烈士の5周忌をむかえ、10月26日に全国非正規労働者大会が開かれる。

民主労総ソウル本部、公共労組、進歩政党、キリュンネチズン連帯、全国不安 定労働撤廃連帯、非正規職労働組合で構成された2008全国非正規労働者大会組 織委員会は、今日(10月20日)午前11時、汝矣島国会議事堂付近で記者会見を行 い、今日から非正規労働者大会が開かれる26日までを闘争週間と宣言した。

記者会見に参加した非正規職労働者たちは、「人は決して使い捨ての物ではな い」とし「非正規職撤廃のために闘う」と口をそろえた。イ・ヨンソク烈士記 念事業会の会長であるイム・ソンギュ公共運輸連盟委員長は「烈士が残して行っ た遺志を賛え、闘争を実践に移さなければ新自由主義がなくなっても相変らず 非正規職として暮すしかない」と闘争を促した。

民主労総のチュ・ボンヒ副委員長は、現在の楊花大橋付近の送電塔で高空籠城 をしているコルテック、ハイテク労働者に言及し「非正規職労働者が上がって しがみついて食を断って命をかけて戦った長い歳月があるが、彼らが作った 『非正規職保護法』とは『非正規職常時解雇法』でしかない」とし「李永煕)労 働部長官が予告した通り、この法がさらに改悪されないように民主労総が総力 で闘争する」と話した。

今日午前、再び座込み場で使用者側の暴力事態をあじわったキリュン電子分会 のユ・フンヒ組合員も「正規職から契約職、また派遣の用役に追い詰められる のが労働者たちの境遇」とし「非正規職、特に間接雇用労働者は使用者の気分 で命が一進一退する」と指摘した。

学習誌産業労組のカン・ジョンスク委員長職務代行と江南聖母病院のホン・ヒ ジャ非正規職労働者、非正規教授労組のキム・ヨンゴン組合員も各々発言し、 非正規職闘争事業場の実状を知らせ連帯を訴えた。

今年の全国非正規労働者大会は、△期間制使用理由厳格制限、△特殊雇用労働者 労働基本権保障、△間接雇用労働者元請使用者責任認定、△移住労働者労働許可 制保障、△非正規闘争事業場解決、△最低賃金現実化、△国家保安法廃止および公 安弾圧中断、△構造調整中断および解雇禁止による雇用安定保障の八つの要求を かけて、10月26日に大学路で開かれる。

闘争週間の間は非正規労働者権利宣言、間接雇用労働者証言大会、非正規悪法 廃棄決意大会、キャンドル文化祭などが連続的に開催され、25日には非正規労 働者大会前夜祭が開かれる。イ・ヨンソク労働烈士5周期追慕週間を兼ねて非正 規職闘争写真展、烈士墓地訪問、合同追慕祭、イ・ヨンソク労働者賞授賞式な ども主なイベントになる。

2003年に始まった全国非正規労働者大会は全国非正規労組連帯会議(全非連) を 中心に、毎年非正規職問題を社会に喚起させることに努めている。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳)に従います。


Created byStaff. Created on 2008-10-22 10:03:56 / Last modified on 2008-10-22 10:03:58 Copyright: Default

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