サムスンSDIハイビット、グリーン電子雇用保障に合意

1年間復職闘争... 損害賠償、告訴告発取り下げなどにも合意

昨年3月末に整理解雇され、1年間復職闘争を行ったサムスンSDIハイビット、 グリーン電子の労働者たちがサムスンSDIの使用者側と関連業者への就職、 慰労金支払いなどの雇用保障に合意したと伝えられた。

▲昨年6月20日蔚山市庁南門で開かれた集会に参加したサムスンSDIハイビット解雇労働者

金属労組蔚山支部は4月1日、情報誌で先月28日にサムスンSDI使用者側と数回の 実務交渉の末に、○サムスンSDIハイビット、グリーン電子組合員の雇用保障、 ○サムスンSDIハイビットに関連するすべての民事刑事上の損害賠償および告訴 告発の取り下げ、○合意事項の誠実履行に合意したと明らかにした。

金属労組蔚山支部は「合意事項について双方の当事者は責任をもって誠実に履 行するさまざまな方法を講じ、対策と装置を用意した」とし「交渉の結果につ いてサムスン・ハイビット、グリーン電子組合員は全員一致で同意した。支部 は3月28日午後3時に緊急運営委員会を開き、交渉の結果を審議して金属労組の 委員長から承認を受けた」と付け加えた。

サムスンSDIハイビット労働者たちは1年間、蔚州郡、三南面のサムスンSDI釜山 工場正門テント座り込みと、蔚山市庁前の野宿座り込み、3回の上京闘争、三歩 一拜、一人デモなどの復職闘争を繰り広げた。

金属労組蔚山支部も昨年12月7日に全面ストライキをするなど、サムスンSDI ハイビット、グリーン電子労働者たちの復職闘争に力をかしてきた。

この過程でイム・チャンス4期金属労組蔚山支部主席副支部長が飲酒者の包丁で 刺される白色テロにあい、パク・チュンゴン・テドク社支会長が拘束されるこ ともした。(イ・ジョンホ記者)

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可（仮訳）に従います。