「労働部=非正規職量産部」

労働部業務引継ぎ委員会報告に労働界、「正規職の種を絶やそうとするもの」

17代大統領職引継ぎ委員会(業務引継ぎ委員会)での労働部の業務報告で非正規 職雇用期間を現行の2年からさらに1年延長して3年とすることを提起し、労働界 が反発している。

これに対して公共運輸連盟は「労働部は『非正規職量産部』に名前を変えろ」 と非難した。

公共運輸連盟は「多くの労働者は、政府の非正規法が非正規職を減らすどころ か2年目になる非正規職の大量解雇事態を呼ぶもので、派遣業種を増やせば正規 職雇用形態はなくなって派遣と用役、外注化で代替されると指摘してきた」と し「この指摘が正しかったことは、非正規職の実状を見ればあまりにも明らか」 と述べた。

公共運輸連盟は『非正規職実状』の例として、年を越しても解決できないニュー コア-イーランド非正規職とKTX-セマウル号乗務員を上げた。ニューコア-イー ランド非正規職は、非正規法施行と同時にこれを回避するために進められた会 社側の外注化で大量解雇を味わった。公共運輸連盟に所属する公共部門非正規 職労働者は、非正規法施行とともに政府が公共部門非正規職問題から解決する として用意した対策により、逆に解雇に苦しめられた。

続いて公共運輸連盟は「政府は非正規職問題の根本的な解決のために、企業の 非正規職雇用を抑制し、正規職中心で雇用されるように法案を修正すべき」と し「それでも労働部は再び期間制期間を3年に延ばして、派遣業種を無制限に拡 大しようとすることにより、完全に正規職労働者の種を絶やそうとしている」 と指摘した。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
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