松坡区庁、今回は民間委託で問題

リサイクル・駐車管理業務民間委託、新規業者契約しなければ解雇して通知

非正規職法施行と共に非正規職労働者を解約して問題になった松坡区庁が今回 はリサイクル業務と駐車管理電算業務などの民間委託で該当労働者の反発が続 いている。

公共労組と傘下の松坡施設管理公団分会組合員約20人は今日(12月11日)午前、 松坡区庁の前で記者会見を開き民間委託撤回を要求した。

［出処:公共労組］

公共労組によれば、松坡区庁はリサイクル業務と駐車場管理電算業務を民間委 託するとし、該当の労働者に12月末までに新規業者と契約しなければ解雇する と通知したという。また民間委託をする場合、松坡区議会の同意と条例改正が 必要だが、松坡区庁はこれらの手続きも無視したといわれ、問題になっている。

これに対して公共労組は「リサイクル業務と駐車管理電算業務は地方自治体の 固有な業務で、他の何よりも公共性と住民の福利を優先すべきだ」とし「これ を民間委託すれば、公共性の毀損、労働者の生活の不安が必然的に伴う。その 被害はそっくり住民に戻る」と指摘した。

公共労組はこの問題について松坡区庁と区議会を相手に面談を要請したが受け 入れられずにいる。

公共労組は民間委託の問題と該当労働者の生存権保障のために、今日の記者会 見に続いて13日の2時にも松坡区庁前で記者会見を開き、松坡区施設管理公団前 でも記者会見を開く予定だ。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
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