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光州地検、光州市庁非正規職に罰金2300万ウォン

光州市庁非正規職の告訴は『証拠不充分』で、「光州地検は過度に肩入れ」

イ・コンマム記者 iliberty@jinbo.net / 2007年10月15日15時17分

引きずり出された非正規職は罪があり、引き出した人には罪がない?

3月7日、雇用継承を要求してパク・クァンテ光州市長と面談しようと市長室前 で座り込んだ光州市庁非正規職労働者23人に対し、光州地方検察庁が労働者1人 当たり罰金100万ウォンの略式命令を請求した。理由は、『公務執行妨害および 退去拒絶、暴行』等の疑惑だ。

だが、光州市庁の非正規職労働者がパク・クァンテ光州市長と24人の公務員に 対して『集団暴行、不法監禁、財産損壊、名誉毀損』の疑いで告訴した事件に は『証拠不充分』を理由に無嫌疑処分を下した。

事件が発生した3月7日、清掃用役会社の交替の過程で、雇用が継承されなかっ た非正規職労働者たちは、パク・クァンテ光州市長に会おうと市長室前で座り 込みに突入した。しかし13時間経っても市長は姿を見せず、翌日の午前3時頃に 一部の組合員が庁舎の外に引きずり出され、女性組合員たちは市長室横のセミ ナー室に閉じ込められた。女性組合員は、公務員に引きずり出されうとすると 上着を脱いで抵抗した。しかし支庁の公務員は女性組合員をふとんにくるんで 引き出すという状況が行われたことがある。

検察の決定に対して光州市庁非正規職労働者たちは「暴行されたのは私たちだ が、加害者の代りに処罰されるようでくやしい」と心情を伝えたという。

「市長面談要求が罰金100万ウォンの理由?」

これについて公共労組光州全南支部は報道資料を出し、「光州市と公務員の暴 力と人権蹂躙、集団解雇の中でも、血の涙を流しながら7か月間道路で叫び続け てきた非正規職労働者の生存権を徹底的に剥奪する行為」と指摘し、「1か月働 き続けて70万ウォンの月給が支払われる非正規職たちに、市長面談を理由に 100万ウォンの罰金を請求すると、同時に明白な証拠が提出されているのに非正 規職労働者の告訴事件には全員無嫌疑処分を下したのは、光州地方検察庁が光 州市に肩入れしているものと言えよう」と強く批判した。

一方、10月5日、民主労総の光州本部と光州市は光州市庁非正規職問題に対して 10月末までに具体的な解決方案を用意することで合意した。

これに対して光州市庁の非正規職労働者は、「合意事項が光州市の責任ある姿 勢と努力の中で実行され、一日も早く非正規職が原職に復帰できるよう望む」 と明らかにした。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンス:営利利用不可・改変許容仮訳)に従います。


Created byStaff. Created on 2007-11-05 03:37:24 / Last modified on 2007-11-05 03:37:27 Copyright: Default

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