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非正規職、口を揃えて「非正規法廃棄」

国会前で記者会見を開き『非正規権利保障法』受け入れを要求

イ・コンマム記者 iliberty@jinbo.net / 2007年08月22日17時43分

非正規法で保護するという非正規職は、口を揃えて「非正規法廃棄」

不法派遣と外注化、集団解雇などで苦しい戦いを続けている非正規職労働者が 一堂に会した。国会前に集まった非正規職労働者たちは口を揃えて「非正規法 を廃棄しろ」と叫んだ。非正規法によって保護されるはずの非正規職労働者が 『非正規法廃棄』と声を合わせているのだ。

今日(22日)開かれた記者会見には、非正規法施行の前に無理な外注化で放り出 されたニューコア、イーランドの非正規職労働者はもちろん、1年以上戦い続 けているKTX-セマウル号乗務員、非正規法直前に解雇された松坡区庁非正規職 労働者、次の金曜に闘争から2年目を迎えるキリュン電子労働者が参加した。

「非正規法は非正規職の雇用不安を助長する」

彼らは記者会見文で「非正規職労働者を保護すべき法が、実際には非正規職労 働者の雇用不安をさらに助長している」とし「弱点だらけの現在の非正規法は 非正規職労働者をさらに量産するだけ」と指摘した。

▲松坡区庁のイム・ジョンジェ非正規職労働者は「非正規法で解雇された」と話した。

松坡区庁で5年間働き、非正規法施行前日の6月30日付で解雇された松坡区庁の イム・ジョンジェ非正規職労働者は、「私は非正規法が施行されたために解雇 された」とし「私の戦いは私たちすべての戦いであり、850万非正規職労働者 全体の戦いだということを知った」と話した。彼女は解雇直後から出勤闘争を 続けているが、松坡区庁は黙々無返答だ。

イム・ジョンジェ氏は「非正規職を保護すると言って作った非正規法を、公共 機関の松坡区庁が悪用している」とし「力のある人が力のない人を保護するの は嘘だ」と指摘することもした。

非正規職保護するなら『使用理由』を明確にせよ

この日の記者会見では、非正規法を廃棄して『非正規権利保障法』をまた裁定 するよう国会に要求した。記者会見に集まった非正規職労働者たちは「非正規 法は非正規労働者を全く保護できない」と述べ、△期間制使用の使用理由を厳 格に明示、△間接雇用と関連労働法上の使用者概念の拡大、△労働者概念拡大、 △雇用形態を理由とする労働者差別禁止などを含む非正規権利保障法受け入れ を国会議員に要求した。彼らは記者会見の後、公式に要求案を国会事務局に提 出した。

記者会見の参加者は「本当に政府が非正規労働者を保護し、差別を是正する目 的と意志があるのなら、現在の非正規法をなくして実質的に非正規労働者を保 護して差別を是正できる新しい非正規権利立法を作らなければならない」とし、 「もし政府が非正規労働者の要求を最後まで握りつぶせば、われわれは命をか けて闘争を展開するしかない」と警告した。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンス:営利利用不可・改変許容仮訳)に従います。


Created byStaff. Created on 2007-08-24 06:24:27 / Last modified on 2007-08-24 06:24:28 Copyright: Default

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