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韓国:労働部・経済人総連・韓国労総、再び「野合」 | ||||||
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労働部・経済人総連・韓国労総、再び「野合」『非正規法定着のための労使政合意文』発表、職務給制度導入を含む
イ・コンマム記者
iliberty@jinbo.net / 2007年07月13日19時01分
非正規法への非難の世論が高まるのに非正規法『定着』? ニューコア-イーランド非正規職労働者の大量解雇事態で非正規法廃棄の声が 高まっているなかで、労働部、経済人総連、韓国労総が集まり「非正規職保護 法を定着させる」という労使政合意文を出し、批判が続いている。 現在、非正規職労働者の集団解雇に対し、イーランド一般労組はホームエバー サンアム店で占拠座り込み14日目をむかえており、ニューコア労組はニューコ ア江南店で占拠座り込み6日目を続けている。
李相洙(イ・サンス)労働部長官、イ・スヨン韓国経営者総協会(経済人総連)会 長、イ・ヨンドク韓国労総委員長は、13日の午後、韓国労働研究院で会い、 共同で『非正規職保護法の定着のための労使政合意文』を発表した。今回の 合意文は、ニューコア-イーランド非正規職労働者の占拠座り込みで非正規法 への批判の世論が激しくなり、これを揉み消すための試みと見られる。 民主労総はこれに対して声明を出し、「非正規法による非正規職の大量解雇で 非正規職の生存権の危機が大乱につながっている。非正規法再改正要求が社会 的に激しく噴出している時点で、居直りで定着合意文を発表することは結局、 再改正の要求を遮り非正規職の現実を無視するというもう一つの『野合』」と 強く非難した。 合意文、職務給制度導入も含む 労働部、経済人総連、韓国労総は労使政合意文で「労使政は、非正規職保護法 を制定した当時、対話と協力による共生の精神を再確認し、非正規職勤労者の 雇用不安と差別解消のために正しい雇用慣行を定着させ、さらに労働市場の二 極化の解消と社会統合の増進という当初の立法の趣旨が具現されるようにする」 と合意文の意味を説明した。 だが合意文では、現在のイーランド非正規職労働者も「差別が固着化される」 と強く拒否している職務給制度を肯定しており、その真正性も疑われている。 合意文では、「労使政は共同の努力と負担で、非正規職勤労者の雇用の安定と 処遇の改善がなされるように相互に努力し、職務にふさわしい賃金体系の改善 などに積極的に協力する」としている。
李相洙「使用理由制限はさらに大きな混乱」、イ・ヨンドク「法改正はだめ」と相槌 この席で李相洙労働部長官は、「使用理由制限を導入するとさらに大きな混乱 が発生するだろう」とし「社会的に受け入れられるのかを考えると、現実的に 合理的な主張ではない」と話した。これは、労働界が非正規職労働者の拡散を 防ぐために非正規法制定当時から期間制労働者の使用理由を制限すべきだと主 張してきたことに正面から批判するものだ。 続いてイ・ヨンドク韓国労総委員長は「法を改正するのは、また元に戻ろうと いうこと」とし「早く法を定着させることが重要だ」と民主労総の非正規法の 再改正あるいは廃棄の立場に正面から反論した。 これについて民主労総は「非正規悪法を作った当事者として、国民の前に百回 謝罪しても足りないが、逆に定着うんぬんと言うのは破廉恥で言語道断」と指 摘、「イーランド非正規職労働者の大量解雇事態を契機として非正規法の問題 が赤裸々にあらわれている。本質を隠し責任を回避するために、求められもし ない合意文を拙速に作成して国民を欺いている」と今回の合意文発表を正面か ら批判した。 続いて民主労総は、今回の合意文を『第2の労使政野合』と規定し、「国民の 前に反省して社会に出るべき人々が再び労使政合意という欺書を書いているこ とに深刻な憂慮」を示し、「野合3団体はいっそ口を閉じるよう要求する」、 「われわれは非正規職労働者とともに非正規悪法を作った3人に対し、強力な 糾弾に出る。非正規法全面再改正のためにすべての力を結集して闘争する」と 明らかにした。
翻訳/文責:安田(ゆ)
Created byStaff. Created on 2007-07-15 00:40:03 / Last modified on 2007-07-15 00:40:05 Copyright: Default このフォルダのファイル一覧 | 上の階層へ | ||||||