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現代オートネット、社内下請労使交渉で一括妥結

労組ストライキ背水の陣に、請負5社が一括案提出

ユ・ジョンボム現場記者/ 2007年07月12日17時18分

金属労組の現代オートネット社内下請支会(支会長シン・インジェ)が賃金団体 協約を妥結させた。

支会は7月10日、2007年の賃金団体協約に暫定的に合意し、翌日合意案の賛否 投票を実施した。在籍400人に352人が投票に参加して、賃金案271人、団体協 約案289人の賛成で暫定合意を可決した。支会は7月3日、清州地方労働事務所 に調整申請を出し、11日にストライキ賛否投票を予告していた状況だった。

当初、労組の要求案に対して修正または大幅な削除を要求してきた使用者側は、 7日に請負会社5社が一括案を提出し、交渉が急転したという。終盤の組合事務 室の場所(会社側社外設置、労組側社内設置)の問題と雇用保障には意見の差が 大きく、元請・下請使用者側と下請け労組との3者合意など内容調整に難航し ていた。

可決された賃金団体協約は、労組活動の部分で△金属労組認定と唯一交渉団体 認定、△幹部活動時間認定、△支会専従者3人認定、△上級団体追加専従認定、 △会社内組合事務室と備品提供、△組合員教育年2回4時間、△教育および会議 時場所提供、△懲戒委は労使同数で構成で、賃金などその他の事項では△賃金 を定額で4万ウォン(今年のはじめ各会社別に引き上げた金額を除く)引き上げ、 △業者別に差別支給された賞与金と成果給、帰省費などを2009年までに段階別 に調整し同一に支給、△無給化した生理休暇の原状回復などが主な内容だ。

支会設立以後、労組加入対象の98%以上が加入して毎日行われている昼食集会 と各種の教育でも、ほとんど離脱者がなく、機械搬出の試みや、廃業のうわさ の流布など、使用者側の弾圧に屈せず労働組合を中心に団結した力が妥結の原 動力になったという。

一方、ハイニックス-マグナチップと現代オートネットの類似性も目につく部 分だ。内容はつまり、韓国労総傘下の元請労組、京畿道、利川の元請本社、数 社の請負業者など、ハイニックス-マグナチップと類似の間接雇用非正規労働 者の闘争で、チョ・ナムドク金属労組大田忠北支部事務局長は「ハイニックス- マグナチップ社内下請支会の2年6か月のすさまじい闘争が資本に与えた学習効 果があった」とし、「現代オートネット社内下請闘争は今正に始まったばかり」 と話した。

支会は今後繰り返される請負契約の問題、会社側の業者間、部処間、管理職と 現場の分裂策動が予想される状況で、幹部隊伍の力量を倍加させるための教育 と活発な連帯闘争で現場の組織力を最大化させる予定だ。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンス:営利利用不可・改変許容仮訳)に従います。


Created byStaff. Created on 2007-07-15 00:30:50 / Last modified on 2007-07-15 00:30:51 Copyright: Default

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