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星辰女子高、解雇撤回せずに慰労金

チョン・スウン組合員自殺未遂にもかかわらず整理解雇手続き

イ・コンマム記者 iliberty@jinbo.net / 2007年06月28日17時34分

解約の圧力に苦しみ自殺を試みたチョン・スウン組合員に対して星辰女子高側 は解雇を撤回せず、労働者たちの怒りをかっている。

公共労組が6月25日に星辰女子高との面談で、チョン・スウン組合員に対する 解雇撤回を要求していた。28日の学校側からの回答は、「学校の運営委員会で 学校会計職員契約を終了させることを決めたので解雇をした」とし「希望退職 慰労金として3ケ月分の給与を支払う」とのことだった。これに対して公共労 組は「金で解決するというのか」と強く反発した。

▲チャムセサン資料写真

また星辰女子高側では、チョン・スウン組合員と共に解約通知をした他の3人 の非正規職労働者が解雇に同意したのに、チョン・スウン組合員だけがこれを 拒否したとし、雇用調整の法的手続きを取ることを明らかにしている。学校側 が明らかにした『雇用調整の法的手続き』は、『整理解雇』をするということだ。

整理解雇は勤労基準法31条により、「使用者は経営上の理由によって勤労者を 解雇する場合には、緊迫した経営上の必要」が存在しなければならない。これ に対して公共労組は「星辰女子高が学校が門を閉じるほどの緊迫した経営上の 理由があるのか」とし「財団の転入金よりも、ほとんどが国庫の支援で運営さ れる私立学校は、国庫支援が受けられない状況ではなければ緊迫した経営上の 理由があるわけがない」と反論した。

そのため公共労組はチョン・スウン組合員の解雇を決めた学校運営委員会の会 議録公開を要求したが、学校はこれを拒否しているという。公共労組は「星辰 学院理事長にチョン・スウン組合員の解雇撤回を要求する闘争を始める」とし、 「チョン・スウン組合員が学校に戻り、働けるようにすべての努力を尽くす」 と明らかにした。

チョン・スウン組合員は、公共労組学校非正規職支部所属で、12年間星辰女子 高の事務室で働いてきたが、2月に突然学校側から「非正規法のために辞めろ」 という解雇通知を受けた。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンス:営利利用不可・改変許容仮訳)に従います。


Created byStaff. Created on 2007-06-29 16:18:59 / Last modified on 2007-06-29 16:19:04 Copyright: Default

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