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原則を明確にして戦え

[非正規法粉砕! 廃棄!] -始めるにあたって

民衆言論チャムセサン/ 2007年06月05日14時04分

昨年12月1日、非正規法が国会を通過した翌日だった。非正規職労働者たちは夜遅くまで国会に石を投げ、非正規法廃棄を叫んだ。/チャムセサン資料写真

来る7月1日に非正規法が施行を控えている。これによりあちこちで非正規職労 働者たちの悲鳴が聞こえてくるが、政府は相変らずこの法が非正規職労働者を 保護すると話している。

政府との大きな闘いをしなければならない今、労働界の内部では相変らず非正 規法をめぐる論争が続いている。この論争は重要だ。なぜなら非正規法に対す る原則的な立場をきちんと立てなければ以後の闘争方向と計画がきちんと作れ ないからだ。

民主労総の現執行部は昨年、非正規法が国会を通過した時、この法を悪法と規 定したが、現在では非正規法の『廃棄』より『改正』に重心を懸けている。こ れは非正規法施行令が公開された18日の記者会見で明確にあらわれた。民主労 総は記者会見文で「政府は非正規職の乱用を防ぎ、抑制できる施行令を制定し ろ」と主張した。民主労総は非公式にすでに施行令の作成作業に参加していた。 これに対して非正規労組単位は「非正規法は廃棄の対象であり、修正の対象で はない」と民主労総の立場に反論した。

「原則を明らかにすれば柔軟な戦術も駆使できる」とし『非正規法廃棄』に対 する明確な立場を作るために、去る5月『非正規悪法廃棄と非正規闘争勝利の ための連席会議』(連席会議)が構成された。連席会議は「被害当事者の現場の 労働者たちが続々と闘争を組織しているが、これらの闘争をまとめる闘争全体 のイメージが捕えられておらず、個別化、孤立分散した闘争として進められる 憂慮が高い」と現状況を批判した。

民衆言論チャムセサンは、連席会議とともに現非正規法の問題点と非正規法を 廃棄する闘争がなぜ重要なのか、非正規法廃棄という明らかな原則をたてるこ とがなぜ重要なのかを示す企画を用意した。企画の題名は『非正規法粉砕!廃 棄!』だ。今回の企画が6月、非正規職労働者の闘争の役に立てばと思う。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンス:営利利用不可・改変許容仮訳)に従います。


Created byStaff. Created on 2007-06-07 05:18:25 / Last modified on 2007-06-07 05:18:27 Copyright: Default

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