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韓国:GM大宇で解雇の嵐 | ||||||
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GM大宇で整理解雇の嵐「生産性15%向上」目標...下請け業者に人員縮小指示
チェ・イニ記者flyhigh@jinbo.net / 2007年05月31日18時42分
GM大宇富平工場の非正規職労働者に大量整理解雇の危機が迫っている。 GM大宇の2007年生産性向上計画によれば、生産性15%向上という目標の下で、 正規職と非正規職を問わず人員削減が不可避だという立場とされ、2001年大量 解雇事態を味わった富平工場労働者の不安が日ごとに高まっている。特に全工 場にわたって働く非正規職労働者たちの解雇の危機が目の前に近づいている。 5月1か月間、富平工場では車体部トラクター工程、組立1部のいくつかの工程 が正規職担当に移管され、該当工程で働いていた非正規職労働者が解雇される 事態が起き、下請け企業は続々と人員削減計画を実行している。確認されてい る解雇予定人員の規模は、組立1部が30余人、組立2部が30余人、KDが200余人 など、すべての工場すべての部所で約300人になる。施行日時もほとんどが5月 末または夏季休暇前と差し迫っている。 「下請け業者とは無関係ないといったのに...」
下請け企業が整理解雇を進めるのは、GM大宇元請の生産性向上計画と人員削減 指令によるものと推定されている。10人中4人の整理解雇計画を立てている(株) チナプOSSでは、非正規職労働者の抗議に対して「GM大宇から何度か電話と文 書で『5月末までに4人を整理しなろ』という指令が送られてきた」と答えたと いう。 GM大宇が下請け業者に人員削減を指示したことが事実であれば、GM大宇富平工 場で不法派遣していることを自ら認めるもので注目される。GM大宇はすでに群 山と昌原工場で不法派遣と判定され、ニック・ライリー前GM大宇社長が昌原地 方裁判所で裁判を受けている。こうした局面で不法派遣判定を逃れた富平工場 で、元請が直接下請け業者の人員調整に介入するのは不法派遣の明白な証拠に なる得る。 結局、いつも元請が主張する「われわれは下請け業者とは何の関連もない」と いう言葉も疑うほかはない。GM大宇富平工場で働く非正規職労働者たちで構成 された現場闘争委員会によれば、作業現場でも正規職職場が直接ジョブ管理を し、今回の整理解雇事態に抗議する非正規職労働者の宣伝戦の時も元請の労務 管理者が出てきて干渉したという。 非正規職が担当してきた工程を一つ二つと正規職担当に移管するのも、不法派 遣と判定された後、真性請負化する計画が失敗に終わり、生産性向上を口実に 下請け労働者を整理しようとしているのではないかという疑惑も起きている。 非正規職労働者たち反発、「労働強度強化」 完成車4社中、最高の労働強度を誇るGM大宇は、全世界のGM工場のうち最も多 くの自動車を生産している。昨年は史上初の純利益を記録した。現代自動車や 起亜自動車では、昼間連続2交代制が議論されている時点で、GM大宇はむしろ 生産性15%向上を目標に人員を削減するという。 GM大宇富平工場の工程が縮小したり物量が減少したわけではないので、労働者 の数だけ減らせば労働強度が深刻化することは火を見るより明らかだ。すでに 不法派遣と判定された昌原と群山工場でも、非正規職労働者の整理解雇が行わ れている。正規職、非正規職とは関係なくGM大宇労働者の労働強度が強化され る結果につながる。 こうした危機に対し、現場闘争委員会をはじめとする非正規職労働者の反発も 続々と現れている。全労働者10人中4人が整理解雇される境遇に置かれている (株)チナプOSSの下請け労働者は、5月28日の昼食時間に食堂前で自発的な宣伝 戦を行い、整理解雇撤回と雇用保障を要求した。 彼らは宣伝物で「(株)チナプOSSの裏で巨大企業GM大宇が鉄棒を振り回してい るということをよく知っている」、「チナプがGM大宇の指令なので仕方ないと いう言葉を繰り返すのであれば、今はGM大宇が答えろ」と要求した。 翻訳/文責:安田(ゆ)
Created byStaff. Created on 2007-06-02 06:46:39 / Last modified on 2007-06-02 06:46:40 Copyright: Default このフォルダのファイル一覧 | 上の階層へ | ||||||