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ハイニックス-マグナチップ社内下請闘争に終止符

民主労総忠北本部、「暫定合意でなく独断的職権調印」

ユ・ジョンボム現場記者/ 2007年05月04日19時26分

ハイニックス-マグナチップ社内下請支会は5月3日組合員総会で、4月26日の 合意案を追認した。2年6か月余りの社内下請支会闘争に終止符を打ったのだ。

社内下請支会は多くの議論の中で合意案に対する組合員賛否投票を進め、全組 合員86人中、事故12(政権)人、出席72人、賛成44人(61%)、反対28人(39%)で合 意案を追認した。社内下請支会は常務執行委員会で、今後の清算過程などを議 論し、闘争を終わらせる予定だ。

4.26合意書に対する議論持続

金属労組のナム・テッキュ首席副委員長などが参加して作成された4.26合意書 は、△再就職教育に必要な費用8億ウォンを含み慰労金として32億ウォン支給、 △労組が独自の会社を設立し、消耗品とミネラルウォーターの納品要求があれ ば優先して納品する機会を付与、△それぞれ相手方に対する損害賠償請求、仮 差押さえ、告訴告発の取り下げ、△進行中の刑事事件に嘆願書提出、を内容と することが明らかになった中で議論が続いている。

一部のハイニックス-マグナチップ社内下請支会組合員と昌原GM大宇非正規支 会長と現代重工業非正規支会長の金属労組委員長事務室座り込みが進められ、 蔚山紙訳解古字協議会、ハイテックRCDコリア支会などの組織で職権調印を糾 弾して4.26合意破棄を要求する声明を発表するなど反発が起きている。

民主労総忠北地域本部は5月4日午前10時、緊急運営委員会と代表者会議を開き、 今回の一連の過程に対する経過報告とともに合意に対する立場を整理した。こ の会議では、4.26合意を暫定合意ではなく公式闘争議決単位の企画団会議の決 定に反する独断的職権調印だと規定し、△公式議決単位を無力化し職権調印を した金属労組中央に深刻な憂慮を表明、△今後再発防止のための本組次元の代 案用意を要求、△現事態に強い抗議をすることを議決した。また金属労組大田 忠北支部も、金属労組中央に公式的問題提起をするものと見られる。

民主労総忠北地域本部、全国労働者に謝罪

一方、民主労総忠北地域本部は5月4日記者会見を開催してハイニックス-マグ ナチップ労使合意案可決にともなう立場を発表した。地域本部は会見文で全国 各地で闘争する労働者に原職復帰を合意できない先例を残したとし、ついに雇 用を放棄して合意せざるをえなかった状況に闘争の一主体として闘っている非 正規職労働者の前に頭を下げて謝り、ハイニックス-マグナチップ労働者が流 した血と汗、涙が決して無駄にならないように闘争していくことを明らかにした。

また事態解決に対して「腹案」があると自信ありげに言及した忠清北道ノ・ファ ウク政務副知事の言葉の遊びは、下請け労働者に二回ナイフをさしたとし、す べての方法を動員して、ノ・ファウク政務副知事の政治野心をくじくと宣言した。

また地域本部は4月5日、別途に発表した〈全国の非正規職労働者たちと共に連 帯してきた同志に頭を下げて謝罪申し上げます〉という題の声明で、ハイニッ クス-マグナチップ資本を越えられない地域闘争の限界を認め、非正規職撤廃 闘争が決して一地域の力量と地域スト闘争だけでは争奪できず、全国的闘争戦 線でのみ可能だとし、4.26合意案の事後追認について全国すべての同志の冷静 な評価と辛らつな批判を要請した。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンス:営利利用不可・改変許容仮訳)に従います。


Created byStaff. Created on 2007-05-29 05:43:10 / Last modified on 2007-05-29 05:43:10 Copyright: Default

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