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韓国:「警察は第2のハ・ジュングンを作ろうとしている」 | ||||||
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「警察は第2のハ・ジュングンを作ろうとしている」ハ・ジュングン烈士死亡8ケ月、責任者糾明は遠く イ・コンマム記者 iliberty@jinbo.net / 2007年03月16日16時51分 国家人権委勧告から4ケ月... 明らかになったのは検察の労組破壊の策動だけ 今日(16日)は故ハ・ジュングン烈士が警察の暴力で亡くなって、ちょうど8ケ月に なる日だ。 昨年11月、国家人権委員会は「ハ・ジュングン組合員が警察の集会、デモ強制 解散の過程で死亡した事実を認める」と検察総長に死亡原因の捜査を依頼し、 現場指揮官の浦項南部警察署長懲戒とソウル地方警察庁特殊機動隊長を警告措 置する勧告を決定した。これについて警察庁は国家人権委に受け入れるか拒否 するかの結果を通知しなければならないが、4ケ月過ぎても黙々として答えない。 検察も4ケ月が過ぎても捜査中だ。むしろ大邱地検浦項支庁の計画的で緻密な ストライキ妨害措置とハ・ジュングン烈士の解剖検査場所まで移動させる計画 をたてながら、事件を収めようとしていた事実が明らかになった。これに対し てキム・ソンホ法務部長官は13日の権永吉民主労働党議員との面談で「自分た ちがきちんと捜査しようとしたが、捜査とは無関係な内容が不適切に記載され たようだ」とし「適切でなく、内容に誤解されかねない事項がある」と、大邱 地検浦項支庁の誤りを認めた。 そのため大邱刑務所に収監されている浦項建設労組、大邱慶北建設労組、蔚山 建設プラント労組に所属する17人の労働者は、13日からハンストに突入した。 ハンストに突入した労働者たちは「法を執行する検察があらゆる卑劣な方法で 査察、工作して、罪のない人を、国民を、労働者を拘束するのなら、法は政権 維持の手段になるか資本に偏向し、万人に平等どころか万人を踏みにじる手段 になる」とし「警察などの公権力が行う蛮行を、棒で殴り、盾で殴って人を殺 したその事実を、検察が後始末する形になれば、それこそ不法な犯罪集団であ り、暴力集団、チンピラ殺人集団ではないか」と強く批判した。
「自由も人権もない」 一方、16日に警察庁前で「ハ・ジュングン烈士精神継承! 殺人暴力鎮圧をした 警察の責任者処罰のための3次全国共同行動」記者会見が開かれた。記者会見 の参加者は「非正規建設日用労働者を殴り殺した政権と警察の汚名は歴史に 『殺人政権』と『殺人暴力集団』として記録されるだろう」と警察と政権を強 く批判した。 チュ・ボンヒ民主労総副委員長は「ハ・ジュングン烈士は恨みをはらせず九天 をさまよっている」とし「死んだ人がいるのに、なぜ誰も責任を負おうとしな いのか」と問い、「この国には自由も人権もない」と話した。続いてイ・ヘサ ム民主労働党最高議員は「人権委の勧告から4ケ月が過ぎても捜査の結果を発 表していない」とし「4次共同行動の前には必ず解決されなければならない」 と述べた。 また最近の韓米FTA反対集会での警察の暴力に対する糾弾も続いた。オ・ミニェ 全国学生デモ行進準備委員長は「警察はハ・ジュングン烈士に続いて第2、第3 のハ・ジュングンを作ろうとしている」とし「韓米FTAに反対するすべての集 会を許可せずに源泉封鎖したのに続き、集会にきた民衆と記者に問答無用の暴 力を振るった」と指摘し、「警察と政権は自ら作った憲法を否定している」と 糾弾した。 彼らは記者会見文で「われわれが粘り強く頑強に闘うのは、日帝時代、軍事独 裁政権、文民独裁政権そして盧武鉉式参与政府を問わず、民主主義と人間とし ての尊厳を踏みにじるすべての不正に対する抵抗のため」と明らかにし、大邱 刑務所に収監されている17人の労働者が行っている集団ハンストについて「こ れは検察と警察への厳重な警告と糾弾であり、民主と平等、人権のために叫ぶ 人間宣言だ」とし「権力と資本に拘束された非正規労働者ができる最大限の闘 争であり、極めて崇高な人間としての自主性実現であり、労働者の自尊心だ」 と明らかにした。 続いて記者会見の参加者は、△大統領の謝罪、△不法な公安弾圧責任者の即時 罷免、△警察の殺人暴力鎮圧システム廃止、再発防止の根本対策の樹立、△自 由で平和な集会デモの完全保障などを要求した。 ハ・ジュングン烈士は昨年7月16日、浦項製鉄本社座り込みをしていた同僚に 食事と薬を差し入れろと訴える集会に参加して、警察の暴力で脳死状態になり、 8月1日に息をひきとった。
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