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キムジンベ浦項建設労組非対委員長ハンスト突入

浦項製鉄が 出入制限20人の約束を破り90人措置

チェイニ記者 flyhigh@jinbo.net / 2006年10月09日12時51分

キムジンベ浦項地域建設労組非常対策委員会委員長が浦項製鉄出入制限措置の 撤回と自由な出入保障を要求して9日からハンストに突入した。

浦項建設労組は9日午前11時、浦項市庁記者室で記者会見をしてこれを発表し、 △浦項製鉄は90人に達する出入制限措置を即刻撤回すること、△正当な労働組合 活動を保障するために労組常勤者の自由な出入を保障すること、△労働部は即刻 土木専門建設業者の不当労働行為を調べ、関連業者を処罰すること、△浦項市 などは積極的に浦項製鉄の出入制限措置を仲裁することなどを要求した。

チャムセサン資料写真

この浦項建設労組の立場は、9月27日に浦項製鉄側が「建設労組に対する浦項 製鉄所出入制限人員は90人程度」という立場を明らかにしたことによるもの。 浦項製鉄は90余人という出入制限人員規模について「地域経済発展のために、 共生と和合という次元で出入制限人員を最小化した」と発表していた。浦項製 鉄が公表した90人には、分会長を除く労組指導部が含まれ、浦項製鉄占拠闘争 に関する1審拘束者と釈放者63人も含まれている。

しかし浦項建設労組は、こうした浦項製鉄側の措置に対して労使合意違反だと 主張している。労組によれば、9月20日に使用側と合意した内容は「分会長を 除く労組指導部、窃盗および暴力を行使した者以外、全組合員に製鉄所への出 入を保障し、その期間はストライキ終了後7日以内とする」だったという。労 組は「合意では、出入制限人員の規模は20人程度と確認した。これも今後順次 減らしていくことに合意した」と明らかにした。

浦項建設労組は記者会見で「82日間のストライキを終えて現場に復帰できたの は、まさに20人程度に限定した出入制限幅の最小化の約束だった。それなのに 90人に達する出入制限行為は、労使合意約束の一方的破棄で、該当組合員と家 族の命と生計を担保にした解雇措置」と浦項製鉄を強く非難した。

浦項建設労組は労使合意履行に対する浦項製鉄の応答がなければ民主労総と4 つのプラント協議会の支援を得て、強力に対応するという。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンス:営利利用不可・改変許容仮訳)に従います。


Created byStaff. Created on 2006-10-10 01:36:33 / Last modified on 2006-10-10 01:36:34 Copyright: Default

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