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使用者もない10万人の学校非正規職労働者

イコンマム記者 iliberty@jinbo.net / 2006年07月07日12時39分

10万人にせまる学校内の非正規職労働者は、誰も使用者性を認めない中で最悪 の労働条件と不当労働行為に苦しんでいる。

IMF以後急増した学校内非正規職労働者は、現在20の職種、10万人に達する。 学校非正規職労組によれば、2004年7月から実施された処遇改善指針はむしろ 学校内非正規職労働者を1年短期契約職と低賃金に追いやった。また学校内で のトイレ清掃、校長(鑑)と教職員の車接待、あらゆる行事への動員などの不当 行為とセクハラなどに苦んでいるが、1年短期契約職なので耐えざるをえない のが実情だ。

こうした状況で、教育部は指針で学校内非正規職労働者への統制と規制を加え ているのに使用者性を否定して交渉を回避している状況だ。

これに学校非正規職労組は6日、教育部前で教育部直接交渉を要求する記者会 見を行い「教育部は学校現場で行われる各種の不当労働行為と差別を是正し、 真の無償教育で学校非正規職労組と責任ある誠実な交渉を実施せよ」と要求し た。学校非正規職労組は、△無償教育実現、△職種差別ない365日勤務日数保 障(雇用安定)、△賃金差別撤廃、△人格的待遇要求、△学校非正規職の労働三 権保障の五つの対政府要求案を提示した。

現在、学校非正規職労組は教育部の前で野宿闘争を進行している。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンス:営利利用不可・改変許容仮訳)に従います。


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