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断食15日、釜地売のイデギョン首席、健康悪化で入院

対策委、 「検診の結果、危険状態、執行部次元で入院を決定」

チョンヨヌ記者 adsjyw@jinbo.net

釜山地下鉄キップ売場解雇労働者イデギョン首席が30日断食による健康悪化で入院した

「ハンストは、強者に押された弱者が最後に一つしかない命をかける選択の一 つだ。だがハンストは、それでも今の世の中に最後の希望を捨てていない時の ものだと思います」(ハンストに入る決意文より-イデギョン首席)

雇用継承を要求し、15日間ハンストを続けてきた釜山地下鉄キップ売場非正規 解雇労働者(釜地売)のイデギョン(33)現場首席が30日、健康悪化によってチュ ンヘ病院に入院した。

釜山地下鉄非正規労働者雇用継承対策委は、「30日午後2時頃イデギョン首席 本人はハンストを続けることを要求したが、医療陣の現場での検診の結果危険 状態ということになり、執行部次元で入院を決めた」と明らかにした。

イデギョン首席、ハンスト中に健康悪化で入院

イデギョン首席は15日からハンナラ党のホナムシク釜山市長候補選挙対策本部 がある釜山西面アイオンシティ前で、地下鉄雇用継承を要求して無期限ハンス トを始めた。

同僚の解雇労働者のムンムノ氏によれば「ハンスト14日目の29日に、韓国労働 安全保健研究所釜山研究所の医療陣が現場診察をしたが、血圧をはじめさまざ まな数値が良くないことがわかった」とし、「これ以上イデギョン首席のハン ストを続けると、後遺症が残る危険があるので病院に移動することを薦めた」 と伝えた。

イデギョン首席(写真右側)と共に解雇労働者たちが首に雇用継承と書かれたナイフを差したままアイオンシティ前に座っている[資料写真]

イデギョン首席の病室にいた同僚解雇労働者の金ウンジョン氏は「文字通り、 精神力でがんばり続け、からだがついていかずに入院することになった」とし、 「前回もハンスト中に一度倒れて、同志がハンストをやめろと薦めたが聞かな かった」と残念がった。

イデギョン首席は病院での診察の結果、長い断食で胃が萎縮し、血圧と血糖な どが高くなり一ヶ月程度の入院治療が必要な状態だという。

釜地売、また釜山市庁をテント座込み場に

解雇されて263日目をむかえる釜山地下鉄キップ売場解雇労働者たちは、これ までハンナラ党のホナムシク釜山市長候補選挙事務室がある西面アイオンシティ 前で64日間の野宿闘争を続けてきた。釜山地下鉄キップ売場解雇労働者23人は、 昨年9月に釜山地下鉄キップ売場の無人化で職場から追い出された。

一方、釜山地下鉄キップ売場解雇労働者は、31日の午後7時に西面アイオンシティ 前で「釜山地下鉄キップ売場解雇労働者野宿闘争整理キャンドル集会」を最後 に、西面の野宿闘争を終えて釜山市庁テント座込み場に戻り、闘争を続ける 予定だ。

チョンヨヌ氏はチャムセサン釜山慶南地域記者

2006年05月31日14時00分

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンス:営利利用不可・改変許容仮訳)に従います。


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