本文の先頭へ
LNJ Logo 韓国:籠城者の人権を保証しろ!
Home 検索
 




User Guest
ログイン
情報提供
News Item 1148265676169St...
Status: published
View


タワークレーン籠城者の人権を保証しろ!

携帯電話バッテリー搬入妨害で 座り込み組合員との連絡が途絶

オドヨプ記者 odol@jinbo.net

ソウル、三成洞タワークレーン座り込み現場

17日で高空籠城3日目をむかえるタワークレーン技師労組は、高空籠城者への 反人権的な行動を止めるよう要求した。タワークレーン技師労組は15日にソウ ルの三成洞と京畿道華城市東灘新都市にあるロッテ建設工事現場タワークレー ンを占拠し、籠城をはじめた。

三成洞のタワークレーン座込み場では、ロッテ建設側が電気供給を遮断したの に続き、座り込みをしている組合員への携帯電話バッテリー搬入を妨害してい る。タワークレーン技師労組は「危急な状況で、座り込みをしている組合員が 連絡する方法が遮断され、不祥事が起きかねない。これは生命を軽視する反人 権的な行動だ。また、管轄江南警察署までこうした状況を傍観している」と抗 議した。

また、「松炭新都市高空籠城のタワークレーン周辺には、数台のフンファ・タ ワーの賃貸クレーンがある。周辺のタワークレーンを稼動させ、高空籠城組合 員を刺激している。即刻稼動をやめて不必要な衝突を起こさないようにするべ きだ」と要求した。

携帯電話のバッテリー搬入ができず、現在高空籠城者と連絡ができないことで、 労組は「人権次元で携帯電話バッテリーをはじめ、高空籠城場への食物の搬入 を保障」を要求した。また「フンファ・タワーと主取引建設会社であるロッテ 建設は、元請建設社として積極的に今回の事態解決をはかれ」と要求した。

タワークレーン技師労組は、△フンファ・タワー不法派遣中断、△不法派遣外 注小社長撤廃、△多段階下請け撤廃、△施工参加者制度撤廃、△日曜休業定着、 △雇用安定保障が形成されるまで高空籠城を持続すると明らかにしている。 建設産業連盟はタワークレーン技師労組が勝利するまで毎日午後2時、 ロッテ建設本社の前で集会を開く。

2006年05月17日16時14分

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンス:営利利用不可・改変許容仮訳)に従います。


Created byStaff. Created on 2006-05-22 11:41:16 / Last modified on 2006-05-22 11:41:17 Copyright: Default

関連記事キーワード



このフォルダのファイル一覧上の階層へ
このページの先頭に戻る

レイバーネット日本 / このサイトに関する連絡は <staff@labornetjp.org> 宛にお願いします。 サイトの記事利用について