本文の先頭へ
LNJ Logo 韓国:現代ハイスコ強制鎮圧
Home 検索
 




User Guest
ログイン
情報提供
News Item 1145548064471St...
Status: published
View


現代ハイスコ強制鎮圧、32人全員連行

警察特攻隊動員、 工場の屋根をはがして入り、連行

オドヨプ記者 odol@jinbo.net

警察が配置された現代ハイスコ工場前/現代ハイスコ非正規職支会

現代ハイスコ工場のクレーンを占拠して座り込みをしていた非正規職支会組合 員32人全員が座り込みから7時間後の12時頃、全員連行された。

鎮圧は、座り込みが始まったことで投入された警察の特攻隊が工場の屋根をは がして組合員を連行したと言う。連行のニュースが伝えられ、地域の労働者た ちが順天現代ハイスコ工場前に集結しており、午後1時には強制鎮圧を糾弾す る集会を開く予定だ。

現代ハイスコ非正規職支会は19日午前5時、「確約書履行および解雇者復職」 を要求して工場のクレーンに上がり、座り込みを始めた。座り込みに際して非 正規職支会は、「順天市長と会社、労働者が共に集まって作成した確約書を今 からでも履行すれば、すぐに座り込みを解除する」と語った。しかし、会社側 は初期強制鎮圧を警察に要請し、座り込みから7時間で全員を連行した。

[2信]現代ハイスコ、クレーン座込み場強制鎮圧準備

19日明け方、順天現代ハイスコ工場のクレーンで座り込みを始めた非正規支会 組合員を強制鎮圧する準備が進められている。

現代ハイスコが警察に早期の鎮圧を要請していると言われ、11時30分現在、警 察が工場の屋根に上がり、屋根をはがしてクレーン座込み場に入る準備をして いる。また50人ほどの救社隊がクレーンのレールの安全通路に上がり、組合員 と対峙している。

現代ハイスコ非正規職支会は電話インタビューで、「昨年、クレーンの座り込 みで確約書を締結したが、会社側は何も履行しないだけでなく、さらに解雇者 が増えている状況だ」とし、再度高空籠城に入った理由を明らかにした。また 「現代ハイスコの最終的な責任を負う鄭夢九会長が直接出て問題を解決しろ」 と要求した。

高空籠城強制鎮圧については、「屋根に警察特攻隊を、クレーンレールには救 社隊を動員し、強制的に初期鎮圧をしようとしている。高空での強制鎮圧は大 きな不祥事を起こす」と危急の状況を伝えた。

[1信]現代ハイスコ、貨物連帯労働者、未明5時に高空籠城

昨年10月闘争写真/現代ハイスコ非正規支会

4月19日午前5時、順天現代ハイスコ非正規労働者が確約書を締結して高空籠城 を解除してから167日、またクレーンを占拠して座り込みをはじめた。また貨 物連帯の忠北江原支部提川支会は、アジアセメント8号サイロ(72m)に上がり、 全北支部は群山にある斗山テックパック溶鉱炉煙突(30m)に上って、座り込み を始めた。

現代ハイスコ非正規職支会は、「解雇者の復職を約束したのに、むしろ下請け 会社を廃業させ、解雇者は50人ほど増加した。労働組合を認めるといったのに 交渉でほとんど合意した事項さえ破棄して一方的に7人を採用するなど、徹底 的に無視して弾圧してきた。また、16人の労組員が拘束され、66人の組合員に 72億ウォンの損賠仮差押さえを請求した」とし、解雇者の復職と確約書の履行 を要求して座り込みに突入した。

また、運送料の引き上げと解雇者復職を要求し、貨物連帯忠北江原支部提川支 会の8人は、アジアセメント8号サイロで座り込みに入った。全北支部の2人は 斗山ガラス溶鉱炉の煙突に上がって座り込みをしている。

貨物連帯提川支会は3月13日のストライキ突入から、38日目をむかえている。 ホンジョンソン提川支会長、シムヨンホ・アジア分会長など8人の組合員が 占拠座り込みに突入した。斗山ガラス溶鉱炉煙突には呉スンソク全北支部長、 アンギルソク斗山分会長が上がった。

貨物連帯は19日午前10時に民主労総で記者会見を開き、「貨物連帯の名で雇用 の安定と勤労条件の改善、合意履行を要求したという理由で契約解約などの弾 圧をすれば、闘争で突破する」と明らかにした。

2006年04月19日9時28分

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンス:営利利用不可・改変許容仮訳)に従います。


Created byStaff. Created on 2006-04-21 00:47:44 / Last modified on 2006-04-21 00:47:44 Copyright: Default

関連記事キーワード



このフォルダのファイル一覧上の階層へ
このページの先頭に戻る

レイバーネット日本 / このサイトに関する連絡は <staff@labornetjp.org> 宛にお願いします。 サイトの記事利用について