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韓国労総、「最終修正案通りの非正規法案の処理」を要求

3日、記者会見を開き、 「民主労総、民主労働党は『オール・オア・ナッシング式』を捨てろ」と批判

イコンマム記者 iliberty@jinbo.net

韓国労総、「非正規法案、最終修正案の通りに即刻処理」

3日、韓国労総は記者会見を行い、「今臨時国会で韓国労総の最終修正案通り、 早く非正規法案を制定しなければならない」とし、非正規関連法案の国会処理 を要求した。韓国労総は国務総理の傘下に非正規職実態調査委員会(仮称) を 構成することも提案した。11月30日の最終修正案提出以後、特別な立場を明ら かにしていなかった韓国労総は、この日の記者会見で政府と政党、そして民主 労総と民主労働党に明確な立場を示した。

韓国労総は記者会見でヨルリンウリ党に対し「4月の臨時国会本会議に少なく とも韓国労総の最終修正案を尊重する修正法案を提出し、通過させるべき」と 要求し、ハンナラ党には「韓国労総の最終修正案を毀損した法案を提出したこ との政治的責任を負うべき」とし、「韓国労総の最終修正案を尊重しなければ、 反労働者的な政党と烙印を押し、糾弾運動をする」と警告した。

韓国労総、「最大綱領主義的な態度を捨てろ」と民主労総を猛非難

この日の記者会見で韓国労総は、民主労総と民主労働党に非正規法案をめぐっ て行われた闘争について「最大綱領主義的態度」、「無責任な態度」といった 露骨な単語を使い、強く非難した。韓国労総は、最終修正案を毀損した案が通 過したことについて「オール・オア・ナッシング式の極端な主張と行動だけが 世論の注目をあびる中で、最終修正案も壊された」とし「民主労働党と民主労 総は、組織内部のぜい弱なリーダーシップを隠すためのオール・オア・ナッシ ング式の最大綱領主義的態度を捨てろ」と要求した。

続いて韓国労総は「民主労働党と民主労総の無責任な態度により昨年、両労総 が交渉し闘争しながら勝ち取った成果が破壊された」とし、「名分だけを掲げ た阻止闘争は、まさに現場の非正規労働者たちが味わっている最小限の苦しみ さえ無視しているということをはっきり認識せよ」と批判した。韓国労総は、 これまで表面に現れなかった相互の感情を低劣な単語を使って表面化したこと で、両労総の関係はさらに疎遠になるものと見られる。

非正規労組単位が批判した韓国労総修正案

一方、韓国労総の最終修正案発表直後、民主労総は「最終修正案は非正規職の 乱用を制御して正規職化を達成する労働者の立場を自ら放棄するもので、労使 政委の公益案の水準に過ぎない」と指摘、「市民団体の立場にも至らない水準 の案で、救国のための決断であるかのように考えているのではないか」と強い 批判もはばからなかった。

昨年11月30日に発表された韓国労総修正案は、不法派遣雇用擬制放棄と期間制 無制限2年を容認し、韓国労総案の非正規労組をはじめとする非正規職労組単 位から強い批判を受けた。

2006年04月03日19時51分

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンス:営利利用不可・改変許容仮訳)に従います。


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