本文の先頭へ
LNJ Logo 韓国:コオロン労組、使用側と初の面談
Home 検索
 




User Guest
ログイン
情報提供
News Item 1143123202209St...
Status: published
View


コオロン労組、三時間使用側と初の面談

[インタビュー]チェイルベ委員長、 「使用側の対話は見かけだけ」

呉ドヨプ記者 odol@jinbo.net

午後1時に始まったコオロン使用側との面談は、3時間以上進められた。面談の 主題はコオロン労組のチェイルベ委員長を使用側が対話相手として認める問題 だった。

使用側は化繊連盟とは対話する意向はあるが、現労組の執行部は認められない とし、現執行部との交渉にには否定的な反応を見せたという。

面談直後に面談の結果を持って執行部と相談するチェイルベ委員長

これについて化繊連盟は、問題の当事者である労組を排除した対話は意味がな いと問題提起し、使用側は月曜日まで労組を対話相手と認めるかどうかを決め、 公文書で化繊連盟に送ると答弁をした。

また代表団は、面談要請のためにコオロン会長室に上がろうとして連行された 39人が全員釈放されなければ、座り込みを止めないと提起し、警察からは全員 釈放を検討するという答弁を得た。

集会参席者は連行者が全員釈放されるまでコオロン本社のロビーで座り込みを 続けるという意志を示し、連行者が釈放されればコオロン本社占拠座り込みは 解除する予定だ。

チェイルベ委員長インタビュー

使用側の対話努力は見せ掛けだけ

面談要請中に自害を試みたが

労働組合代表者という責任感と約900組合員の自尊心がかかった状況で葛藤し た。労働者代表として会社代表に会いに行くのに何が悪いと警察に詰めより、 連行されるという侮辱を受けなければならないのか、とてもくやしかった。

面談中に使用側との間で進展した内容はあるのか

月曜日、書面で回答すると言うが、まだ会社は労組と対話する考えは持ってい ないようだ。労組とは交渉をせず、化繊連盟とだけ対話するというのは、対話 をしないということと同じだ。会社が対話の意志があるという見せ掛けのため にする言論プレーに過ぎない。当該を交渉相手として認めないのに、なぜ対話 の糸口が開けるだろうか。月曜日の回答では組合員の手で選んだ代表性を持つ 労組と交渉するという前向きな使用側の答弁を切実に待つ。

面談を終えて降りてきた時の心情は

今日(自傷の試み)は計画した行動ではなかったが、階段で対峙していた時、自 害をしていればもっと円滑に解決できたのではないかと思い、複雑で息苦しい 心情で降りてきた。

これからの闘争は

まだ会社は頑強に粘るつもりらしい。今よりもっと強い闘争を準備しなければ 突破口が開かれないと思うと恐れが先んじる。

鉄塔座り込みは10日を過ぎたが

単純に(鉄塔座り込み)死守するのか、さもなくばもっと強引な闘争をするのか、 組合員と話してまとめる。今の状況では、これからは鉄塔座り込みよりさらに 強い闘争を準備しなければならないようだ。

2006年03月17日17時01分

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンス:営利利用不可・改変許容仮訳)に従います。


Created byStaff. Created on 2006-03-23 23:13:22 / Last modified on 2006-03-23 23:13:22 Copyright: Default

関連記事キーワード



このフォルダのファイル一覧上の階層へ
このページの先頭に戻る

レイバーネット日本 / このサイトに関する連絡は <staff@labornetjp.org> 宛にお願いします。 サイトの記事利用について