貨物連帯光州支部の2人に拘束令状

「18日の大規模集会で対抗する」と 警告

呉ドヨプ記者 odol＠jinbo.net

『解雇者復職、運送料現実化』を要求して13日に三星光州工場前でデモを行い 連行された24人の貨物連帯組合員のうち2人に対し、光州北部警察署が15日、 業務妨害の疑いなどで拘束令状を申請した。拘束令状が申請されたパクジョン サン貨物連帯宣伝局長と金ヒョンマン光州支部分会長を除く22人は不拘束立件 され、15日の午後に釈放された。

三星電子光州工場から電子製品を積み出している貨物連帯の組合員は、昨年の 12月に運送料現実化などの要求を含む団体協約案を提示、交渉を要求した。だ が使用側は3月7日未明に組合員51人に対して携帯メールで契約解約を通知した。 これに抗議して組合員は、三星光州工場前で復職を要求する抗議の座り込みを 行った。

光州三星電子は貨物連帯に所属する54人の労組員を相手取って「接近禁止など 仮処分申請」をした。13日、光州地方裁判所第9民事部は仮処分申請を受けつ け、光州三星電子工場前での集会とデモを禁止すると決定した。13日に裁判所 の判決が下され、警察は正門前でデモをしていた組合員24人を連行した。

貨物連帯光州支部は「運送料現実化、解雇者全員復職、団体協約の締結まで闘 争を止めない。仮処分決定に屈せず、三星光州電子前で座り込み闘争を続ける。 また3月18日、三星電子前で大規模集会を開催し、さらに強く対抗する」と明 らかにした。

2006年03月16日10時04分

原文

翻訳/文責:安田(ゆ)