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大学非正規職、『元請使用者責任』闘争開始

公共運輸労組ソウル京畿支部、『非正規職ない大学作り共同行動』に突入

ユン・ジヨン記者 2012.11.13 13:11

大学非正規職労働者と学生が『非正規職ない大学作り共同行動』に突入した。

公共運輸労組ソウル京畿支部と各大学非正規職労働者、学生は、11月12日から 非正規職ない大学を作るための署名と宣言運動を始めた。今回の共同行動は、 民主労総など80の団体が進める『非正規職ない職場作り1千万宣言運動』の一環 として企画された。

[出処:チャムセサン資料写真]

署名と宣言運動は、高麗大、延世大、梨花女子大、弘益大、慶煕大、韓芸総、 市立大の7大学で同時に進められ、12日から3週間続けられる。ソウル京畿支部 は、その後に記者会見を開き、署名と宣言運動の結果を発表する予定だ。

ソウル京畿支部のキム・ユンス組織次長は「今年はソウル京畿支部集団交渉が 3年目になるが、これまで下請業者だけを相手に交渉を進めた。元請は抗議訪問 水準に止まった」とし「もう元請が責任を取るべきことは責任を取らなければ ならないという元請中心の闘争を準備しており、今年は元請への要求伝達と共に 署名運動もすることにした」と説明した。

ソウル京畿支部は去る10月24日、元請の大学に使用者の責任を要求する2013年 集団交渉、闘争を宣布した。今回の集団交渉では昨年と違い、6大元請要求を 発表し、元請を相手とする本格闘争を始めた。

6大元請要求では、△学内非正規労働者の生活賃金に対する大学の責任、△非正規 労働者の雇用および労働条件に対する大学の責任、△学内非正規労働者の労働 安全に対する大学の責任、△学内非正規労働者の労働基本権保障に関する大学の 責任、△学内非正規労働者の労働人権に対する大学の責任、△日常的な元請-労働組合 間の労使協議会の構成を提示した。

ソウル京畿支部は13日から2日間、各大学を訪問して要求への回答と交渉を受け 取る計画だ。

彼らは「大学には時間講師、行政助手、司書、電話案内員、美化、保安、施設、 食堂、バス運転手、駐車管理など、大学の運営のために常に必要な職種の労働 者が非正規職という名で苦しんでいる」とし「非正規職ない大学、非正規職な い職場を夢ではなく、現実にするために、学内の非正規職労働者と学生が共に 署名と宣言運動を始める」と強調した。

続いて「2年間、用役会社との集団交渉で得た結論は、大学内間接雇用非正規職 の問題は、大学当局が責任を取るべきだということ」とし「これに伴い、公共 運輸労組ソウル京畿支部は、2013集団交渉でこれまでの集団交渉とは違って、 大学が責任を取るべき部分を要求の形にまとめた『元請要求』を各大学に伝え た」と明らかにした。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2012-11-14 00:22:29 / Last modified on 2012-11-14 00:22:30 Copyright: Default

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