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ロッテホテルの「奇怪な洗脳教育」

外注転換を拒否する非正規職労働者、教育室に集めて身動きも出来ないようにした

イ・コンマム記者 iliberty@jinbo.net / 2007年07月05日18時59分

ロッテホテル、外注拒否に「随筆集を読んで読書感想文を出せ」

ロッテホテル蚕室店と小公洞本店の厨房で働いていた44人の直接雇用非正規職 労働者に、外注転換転籍同意書にサインするよう使用側が要求しているが、 7月2日にこれを拒否する非正規職労働者を待機させ、地下3階の教育室で一日中 本を読ませた後、読書感想文を提出しろという人事命令が指示されたことで 問題になっている。

サービス連盟によると、ホテル側は外注転換対象者のうち2人が外注会社に転 籍することに同意せず、待機発令が書かれた人事発令書を渡し、食事時間以外 は地下3階の教育室から動けないようにしている。これは蚕室店で行われたこ とだ。

ロッテホテル側が読書感想文を提出させる本は、ロッテホテルの職員が書いて 出版した随筆集だという。これに対してサービス連盟は「長期勤続した企業で 突然外注に追いやられる状況に置かれ、精神的な衝撃に包まれた非正規職当事 者に、奇怪な洗脳教育は何なのか」と強く批判した。

「非正規法が歪曲された労務管理を産んだ」

また、ロッテホテル側は7月2日、他の非正規職労働者30人あまりを正規職化の 対象として秘密裏にロッテグループ研修院で4日間の教育を行い、労組側の激 しい抗議を受けた。これに対してサービス連盟は「企業イメージ毀損に備えた 破廉恥で軽薄な策略」と非難した。

続いてサービス連盟は、「ロッテホテルのこのような非正規職労働者への脅迫 と懐柔を使い分ける分離・分裂政策は、ロッテホテル経営陣の道徳性の不在に よる労務管理の落後性をそのまま示すもの」と指摘し、「社会二極化の核心的 な課題である非正規職の問題を、粗雑な保護法という方式ですべて解決すると いう政府の労働政策が、結局ロッテホテルのような企業の歪んだ非正規職問題 解決方式の誕生に決定的な寄与をした形」と政府の非正規法の虚構性を批判した。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンス:営利利用不可・改変許容仮訳)に従います。


Created byStaff. Created on 2007-07-11 15:04:29 / Last modified on 2007-07-11 15:04:31 Copyright: Default

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