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民主労総、蔚山科学大清掃労働者座込み場侵奪を糾弾

チェ・イニ記者 flyhigh@jinbo.net / 2007年03月08日18時16分

世界女性の日の一日前の7日に行われた蔚山科学大の清掃外注女性労働者座込 み場強制侵奪事件について、民主労総は8日に声明書で強く糾弾した。

蔚山科学大学校で5年から7年間清掃し、長時間労働に低賃金で酷使されてきた 非正規職女性労働者は、蔚山地域連帯労組に加入したという理由で2月23日に 契約を解除され、それ以来更衣室で解雇撤回と雇用継承を要求して座り込みを 続けてきた。彼女たちは、3月7日に教職員が座込み場を侵奪し、最後の自尊心 をかけて裸で抵抗したが結局暴力的に追い出されてしまった。

民主労総はこの日の事態に対して「30余年前のトンイル紡績事件と似た人面獣 心」と強く学校側を批判し「蔚山科学大で起きた恐ろしい裸女性暴力と人権蹂 躙の蛮行は、韓国社会の非正規職女性労働者がいかにみじめに暮しているのか を如実に表わす事件だ」と評した。また「この事件の実質的な責任者は、財団 理事長である鄭夢準(チョン・モンジュン)国会議員であることは明らかで、 労組加入を理由に外注業者を閉鎖し、女性労働者30数人を解雇した蔚山科学大 は、明確に不法な弾圧を行った」と主張した。

民主労総は、蔚山科学大の即刻整理解雇撤回と原状回復を要求して「3.8世界 女性の日99周年を迎えた今日、女性労働者の70%を占める非正規職の差別を撤 廃し、母性保護政策なく出産奨励だけを叫ぶ政府の実効性のない女性政策の代 わりに、本当に女性の平等権と母性権が保障される女性政策を樹立しろ」と 明らかにした。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンス:営利利用不可・改変許容仮訳)に従います。


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