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劣悪な労動条件と深刻な雇用不安に苦しめられる非正規職労働者の事例

韓国通信契約職労働者の場合、個別の勤労契約に縛られて10年以上ひとつの 事業場で働いてきたのに、絶えず雇用不安に苦しめられなければなりません でした。正規職労働者と同じ労働をしていたのに半分にもならない賃金で、 福祉の恩恵をほとんど受けられない実情です。

製造業での社内下請け、流通業入店業者の販促社員、施設管理(住宅管理令、 用役警備業法、公衆衛生法)などの労務請負や業務委託を仮装した(不法)勤労 者供給業者に雇用された労働者は、深刻な雇用不安と劣悪な労動条件に苦し められています。劣悪な労動条件に置かれている用役、請負労働者は、二重 の使用-従属関係、契約する威嚇等により事実上、団結権が源泉封鎖されてい ます。

  • 派遣勤労3年目の労働者、大量解雇の危険大きく

    現行の派遣勤労者保護等に関する法律は第6条第3項で「使用事業主が2年を 超過して継続的に派遣勤労者を使用する場合には2年の期間が満了した日の 翌日から派遣勤労者を雇用したものとみなす」と規定しています。ところ がこの規定による直接雇用義務を回避するために多数の使用事業体が派遣 勤労3年め(7.1)を控えて派遣契約更新を拒否していてこれによって大量解 雇が発生するでしょう。

    7月1日、雇用契約解約が予想される労働者は概略8500人です。労働部が調 べた99年度下半期勤労者派遣事業現況によれば1年超過-2年未満の長期派遣 労働者が全体の23.7%で、増加し続けています。現在把握された人員は労働 部が調べた登録業者だけの把握なので、未登録業者まで含めば実際の人員 数はこれより多いはずです。

  • 非正規職労働者の多数が女性労働者

    非正規職労働者は短期間の雇用契約を結び、雇用契約の終了によって多数 の使用者と契約をします。経歴開発や人的資源投資を個人的に解決し、比 較的短時間勤務を適用されています。したがって、非正規職労働者は臨時 職労働者(嘱託職、契約職)、派遣労働者、時間制労働者、日雇い労働者、 家内労動者などだいぶ多様な雇用形態を包括します。

    このように見ると女性が従事する多くの職種、たとえば学習指導教師、保 険設計士、テレマーケット、家政婦と厨房仕事を含む飲食業種、学院講師 等等、大部分が非正規職です。

    特に、女性の非正規職職種では労働者でありまた使用者により個人事業者 と規定された労働者がたくさんいます。(代表的な例が保険設計士) このよ うな労働者は勤労基準法上、労働者と認められるかの問題をはじめ、勤労 基準法と労働組合を設立できる権利などから疎外されていて集団的な労働 者でなく個人に分離されている実情です。才能教育教師労働組合の場合、 勤労基準法上、労働者と認められなかった委託・契約職女性労働者が闘争 を通じて労働組合を設立した大きい成果でした。

  • 大会広報物から文だけを抜粋。

「契約職」として働いたことはありますか

契約職社員フンジュンピョ氏(38)。

19年ずっとソウル東大門電話局で働く彼はこの頃、本当にいそがしい。新堂 洞と獎忠洞一帯新規電話架設の仕事が彼の役割だ。昼食も取らずに一日中電 信柱にすがって暮す彼が受けとる一か月の月給は85万ウォン。IMF以前は150 万ウォン程受けていたが各電話局に割り当てられた契約職予算が削減され半 分に減った。

「月給が少ないのも辛いですが第一耐え難いのは私たちの身分です。 3か月の契約職人生だと会社でも2等3等職員扱いですからね…」

IMF以後、洪氏のような非正規職労働者は最小限の権利も主張できません。 脅迫(?)されても対応無策です。 政府も非正規職労働者に勤労所得税住民税など各種税金だけはきちんとかけ ても勤労基準法に違反した事業主は処罰せず、1年内の契約職は 無制限に採用できる誤った現行法を放置する等、 本当に必要なことには知らないふりです。

非正規職よ、労組に集まれ

  • 勤労基準法が何〜女

    公文大橋才能…おなじみの学習指導会社ととても複雑な勤労契約を結んで いる才能教育教師は、去年の冬、労組を作って会社の解雇の威嚇と学父兄 たちの様子をみて32日間ストライキも行った。

    「週5日勤務」「契約職社員」「能力給」

    見かけは自由に働きながら高所得を上げられる職業のように見えるが、週 60時間以上勤務し、会員拡大事業が低調なら不利益を受ける。最低生計費 の保障も四大保険適用も受けることができず、大多数が女性なのに生理休 暇さえ受けられない。

    彼らの労組結成でヨクルト販売員、保険設計士、税金徴収員、新聞社広告 外販員、生命保険会社外販員、ジム車両運転手兼車主、牛乳配達員、新聞 配達員など、100万人に達する委託契約職従事者の「労働者宣言」が始まっ たのである。

  • 割安だと派遣・用役 - 苦痛の超低賃金

    誰でも行きたい名門ソウル大。

    このソウル大を国内最高の大学として、清潔に清掃する美化員と守備業務 を見る警備員らは度重なる賃金カットに耐えられず労働組合を作った

    ソウル大から管理と作業指示を受けるものの大湖という用役業者に属し、 同じ仕事をする学校正式職員とは比較できない低い賃金を受入れた。

    女性美化員の場合、用役に転換された初年度の96年5月、賃金が47万ウォン だった。97年には45万ウォンに削られた。今年は40万ウォン。超低賃金だった。

    ソウル大当局が「最低落札制」を実施してきたという理由が大きい。 低い入札額はそっくり低い賃金に転嫁された。 彼らは「清掃・防護業務の直営化」を要求している。

  • 管理者の軽蔑に心まで重い病気にかかる

    大型割引店で販促アルバイト仕事をする朴氏(女・43歳)。

    この仕事をして7年目になる朴氏は一日に大きいボックス百個余を移動させ、 腰と腕の靭帯が疲れて夜には手足が冷え睡眠を正しく寝ることができない。 先般はあき缶を陳列していて落としてしまい、足の指骨にひびが入り、 ギブスをしたのに納品業者や売り場では知らない顔をする。

    しかし朴氏を一層つらくするのは理由は別にある。販促社員と納品された 商品を総括管理する20代中盤の男子社員たちは朴氏のような派遣された販 促社員を人扱いしない。

    「××女」呼ばわりぐらいは普通だ。すべて一番上の姉か、父母ぐらいの 年齢なのに、お客さんがあってもかまわない。

    なんとなく末っ子の弟のような気がして「そんなことを言ってはいけない」 と言えば、すぐに「もうやめろ」という。

  • 月給上げてくれに「嫌なら出て行け」

    18年同じ仕事をするチョン某氏(42)。

    98年3月、これまで中堅会社員だったがいまは同じ仕事をしているのに月70 万ウォンしか受け取れない。契約職だからだ。張氏は今年初め、1年単位の 再契約時に「食べていくのが難しいので賃金を少し上げてくれ」と頼んだ が、返ってきたのは「嫌ならもうやめろ」という冷たい反応だけだった。

    名誉退職金として受けた4千万ウォンは2年で雪が溶けるように消え、通帳 には残高が一銭もない。子供達は彼が契約職になったことを知らない。友 人等も知らない。彼の家族は今は政府の1人当り最低生計費基準を下回る貧 困層だ。「境遇が恥ずかしい」という張氏は暮らしの心配でしばらく頭を 上げることができなかった

美しい青年全泰壹焚身30周年「勤労者派遣法を燃やしたい」

何年か前、上映された映画「全泰壹』は、70年11月13日に20歳の惜しい人生 を後にした平和市場の労働者、全泰壹の生と死を描いた。

彼は使用者に踏みにじられて政府の冷たい外面中に人間以下の悲惨な、70年 代の労働の現実を告発するために、「勤労基準法」と共に、ひとつしかない 自身のからだに火をつけた。

今日、われわれは非正規労働者の苦痛を象徴する勤労者派遣法を燃やしたい。

政府と事業主に要求します

  • 雇用不安助長する非正規職採用中断して正規職に転換しろ。
  • 全く同じく働いているのに差別とはなんということか、非正規職差別を撤廃しろ。
  • 使用者は派遣期間延長の陰謀を即刻中断しろ。
  • 零細事業場の労働者生存権を保障しろ。
  • 生理休暇廃止の企図を中断し、産前・産後休暇を拡大しろ。
  • 母性保護を破壊する夜間勤労を中断しろ。
  • あらゆる労働者に勤労基準法を適用し、違反事業主を厳重処罰しろ。

民主労総に走ってきてください

民主労総は事業場で起きる各種不利益と差別をなくすために相談と労働組合 結成事業を支援しています。骨にしみる非正規職の佗びしさを労組結成で吹 き飛ばしましょう。

労働相談/民主労総組織2局 Tel02-2636-0163 www.nodong.org

終わり


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