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韓国:国会事務局、毎年非正規職採用を増やした | ||||||
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国会事務局、毎年非正規職の採用を増やした国会非正規職の51%が女性、 「性別分離化現象が女性の低賃金を固着化」 チョンヨンジン記者 jeremi20@jinbo.net / 2006年11月17日17時02分 問題になっている非正規職法案問題が与野合意で国会で再議論することが予定 されている中、国会内の非正規職採用実態が明らかになったことで注目されて いる。チェ・スニョン民主労働党議員は17日に報道資料で、国会が毎年非正規 職採用を増やした事実を暴露し、関連資料を提示した。 チェ・スニョン議員によれば、国会事務局は低賃金職種、常時業務に非正規職 を採用してきた。その上、ひとりの女性非正規職労働者は月平均賃金で最低賃 金にも至らない54万ウォンを支給されていたことがわかった。 国会事務局、非正規職採用形態- 51%が女性 チェ・スニョン議員はこの日配布した資料で、2005年8月現在、計323人だった 国会内非正規職が、2006年(8月現在)には325人に増加、特にこの過程で国会事 務局が事務総長室秘書と駐車管理業務に非正規職を新規で採用した事実を公開 した。 チェ・スニョン議員はまた派遣法によれば「業務の特性上、常時性が認められ れば当然正規職に採用すべき」なのに、国会事務局は「常時性が認められる業 務に非正規職を採用した」とし、現在非正規職で働く国会記者室の事務補助員、 国会放送で働く撮影補助員、会議録を入力する業務と制憲会館管理業務、造園 園芸管理業務などを示して「すべて常時性が認められる業務」と主張、国会の 非正規職採用形態を批判した。 チェ・スニョン議員は今回の国会事務局調査結果をめぐり「(国会内)一般事務 とサービス、単純労務職種など、代表的な低賃金職種に女性非正規職の絶対多 数が集中しており、職種による性別分離化現象が女性の低賃金を固着化させて いる」と指摘した。現在国会事務局の全体非正規職中女性非正規職労働者が何 と51%も占めると明らかになったのだ。 賃金水準も深刻、72才女性非正規労働者に月54万ウォンを支給 このような職種別性別分離化現象は、賃金の部分にも大きく影響を与えること が明らかになった。これに対してチェ・スニョン議員は代表的な事例として制 憲会館を管理する72才の非正規職女性労働者が、法定最低賃金(2006年現在の 時給で3100ウォン、日給24800ウォン、月換算額647,900〜700,600ウォン) に もはるかに及ばない月平均賃金54万ウォンしか支払われていない事実を明らか にした。 また「8月に統計庁が発表した資料によれば、2006年の正規職労働者の平均賃 金は190万ウォン、非正規職労働者の平均賃金は120万ウォン程度なのに、国会 非正規職労働者の賃金は韓国の全非正規職労働者の平均賃金にはるかに及ばな い」として関連資料を提示、国会事務局の非正規職採用実態を暴露した。 これだけでなく、国会事務局の女性非正規職勤労者と同種類似業務正規職との 賃金格差が何と52万ウォンになることが明らかになった。また女性非正規職勤 労者のうち生理休暇と育児休職を申請した人は1人もなく、国会事務局非正規 職女性勤労者には母性権さえ保障されないことが明らかになった。 これについてチェ・スニョン議員は「模範を示すべき国会で、非正規職への差 別は有り得ない」と強く批判し、今回の実態調査を契機に「女性非正規職労働 者の生理休暇使用、母性権確保、賃金差別改善など、至急に改善すべき課題を 解決するために最善を尽くす」と明らかにした。 翻訳/文責:安田(ゆ)
Created byStaff. Created on 2006-11-18 14:34:57 / Last modified on 2006-11-18 14:34:58 Copyright: Default このフォルダのファイル一覧 | 上の階層へ | ||||||