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京畿地域ダンプ分科、平沢米軍基地拡張にボイコット宣言

チョンヨンジン記者 jeremi20@jinbo.net

5月10日、建設運送労組ダンプ分科京畿南部支部は、平沢米軍基地拡張工事の ボイコットを宣言した。

これは5月4日、平沢大秋里に軍警1万4千人が動員され、無差別に強制行政代執 行が行われたことに関し、土地を守ろうとした住民、労働者など100余人が負 傷し、500余人が連行されるなどの政府の暴力的な鎮圧と「一部の不純勢力が 政治的な目標を達成するために地域の住民を扇動」し、「さらに多額の補償を 狙った」利己的集団の行動だと言い、「暴徒」とまで呼んで世論操作に余念が ない政府の行動に憤慨したためだ。

これについてダンプ分科京畿南部支部は、平沢米軍基地拡張工事のボイコット を宣言して「村の老人たちが一生を捧げて、血と汗で作ってきた農地を『米帝 国主義軍事基地』に『献納』することはできない。たった一台のダンプカーも 入れない」とボイコットの意義を明らかにした。

一方、国防部は平沢彭城邑一帯の285万坪の新規提供敷地工事について、今月 から測量と地質調査などの基礎作業をはじめ、早ければ今年10月、遅くとも来 年春から(完工期間の2008年まで)本格的な工事を始める計画だと発表した。 しかし、ますます強まる反対の声に加え、京畿支部の今回のボイコットで、 国防部が決定した期間までに工事を完了させるのは難しいと見られる。

2006年05月13日18時51分

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンス:営利利用不可・改変許容仮訳)に従います。


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