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牧師たち、「大統領、国民を殴るな」

街に出た牧師たちを阻止する警察

キム・サムグォン記者 quanny@jinbo.net / 2008年07月01日17時42分

韓国「BSE」関連トピック

宗教人が参加し、米国産牛肉全面輸入に反対するキャンドルがまた燃え上がっ ている。こうした中、キリスト教の牧師たちが警察暴力の中断を要求した。

牧師たち「李大統領は改心して神様に慈悲を求めなさい」

7月1日午後3時、キリスト教社会宣教連帯会議、全国牧師正義平和実践協議会な どのキリスト教団体で構成された「公権力乱用を糾弾する牧師一同」は、ソウ ルの光化門世宗文化会館前で記者会見を行い「警察が犯した野蛮の暴力をとう てい見過ごせない」とし「李明博大統領は国民への暴行を即刻中断しろ」と 要求した。

牧師たちは続くキャンドル集会に関して「国民は、李明博大統領が米国に譲り 渡した国民の健康権と検疫主権を取り戻すことを要求しているだけ」とし「し かし李明博大統領は国民の再協議要求を『反米論』、キャンドル集会を『暴力 デモ』と規定し、いわゆる『明博山城』を築くなどで国民を馬鹿にしている」 と指摘した。

続いて彼らは「国民を無視して暴行するのは現政権が国民のための民主政府に なる意思がないということ」とし「もし政府が国民を否定すれば、国民も政府 を否定することになる」と警告した。

彼らは李明博大統領に向かって「『骨に凍みて反省する』という言葉ではなく、 灰をかぶって胸を破り、本当に改心しなさい」とし「公権力の障壁がいくら強 くても、正しい神がそのキャンドルとともにいることを肝に銘じ、これまでの 誤りを本当に改心して神様に慈悲を求めなさい」と指摘した。

警察、牧師たちの歩道通行も妨害

一方、この日、警察は彼らの歩道通行も妨害し、牧師たちの激しい反発をかった。

午後3時35分頃、記者会見を終えた牧師20数人は歩道を通って大統領府まで歩い ていき、抗議書簡を渡そうとした。しかし警察は彼らが世宗文化会館を出発す るとすぐ兵力を動員して歩道を封鎖した。

そのため牧師たちは「なぜ歩道をふさぐのか、私たちが何か不法を行ったか」 と抗議すると、鍾路警察署関係者は「代表者だけを選んで(抗議書簡を) 渡しに 行け。こうして集団で(バナーを)持って行くこと自体が不法」と話した。

こうした警察の対応に牧師たちは怒って「ではみんな捕まえろ」、「法の通り にしろ」と叫んで抗議したが、結局警察は道を開かなかった。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳)に従います。


Created byStaff. Created on 2008-07-04 01:33:31 / Last modified on 2008-07-04 01:33:31 Copyright: Default

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