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青瓦台、「公安政局を口にすること自体が80年代式発想」

「保守だろうと進歩だろうと不法暴力デモには厳正対処」

イ・ユノン記者 sisyphus@jinbo.net / 2008年06月25日16時09分

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李明博大統領の「不法デモ厳正対処」の発言をめぐり「公安政局造成」の論議 がおきているなか、大統領府が「公安政局を口にすること自体が80年代式発想」 と反論した。

大統領府のイ・ドングァン報道官は6月25日にブリーフィングで「昨日の大統領 発言は、合法的な集会と不法暴力集会を区別しなければならないということ」 とし、「不法暴力デモで庶民が生活に不便を味わうことを政府が無責任に放置 しているという批判に対し、大統領が法秩序確立の意志を述べた」と伝えた。

イ・ドングァン報道官は「今のように集会とデモの自由が保障される時代に、 公安政局を口にすることはばかげている。それ自体が80年代式発想」と一蹴し た。その一方で「健全なデモ文化は保護されるべきだが、反体制、反政府を目 標とする不法暴力デモは自制されなければならない」とし、キャンドルデモが 「政権退陣」の要求に拡大することに強硬対応する方針を再確認した。

「保守陣営の暴力デモも厳しい処断の対象に含まれるのか」という質問には、 「保守側も進歩側も関係なく、不法暴力デモには厳格に対処する」と答えた。

一方、イ報道官はこの日、李大統領主宰で開いた首席秘書官会の結果を伝えて 「国政運営基調が改革から安定に変わったのではないかという指摘に関して、 改革課題を一気に押し進めるのは無理があるので戦略的な優先順位を決めて推 進するよう意見を集約した」とし「しかし、改革の後退はありえない」と政府 の政策基調に変わりがないことを明確にした。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳)に従います。


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