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世界初「移住労働者専用」病院が開院

常勤医療陣、手術室、入院室準備完了

キムギョンラン記者

国内はもちろん、全世界でも初めて移住労働者の患者だけを治療する専用医院が 22日にオープンする。

ソウル九老区加里峰洞に建てられた外国人労働者専用医院(院長イワンジュ)は、 常勤医療陣、手術室、入院室などがすべて取りそろった移住労働者「専用」病院で、 移住労働者と中国などの在外同胞だけが利用でき、 常勤通訳員をおいて移住労働者が正確な症状を伝えられるようにした。

移住労働者の人権問題で最も深刻なもののひとつが医療保障の恩恵から 除外されるということだった。 特に未登録移住労働者等の場合、状況が一層深刻だった。

これまでは、心ある医療関係者が外国人労働者医療共済会などを通して 日曜日の無料診療と投薬をしてきた。 しかし急病患者や手術患者、入院患者、すみやかな撮影と検査が必要な 患者に対して、経済的な困難と言語疎通の不足などで手を出せずにいた。

病院の建設を推進した外国人労働者(中国同胞)の家のキムヘソン牧師は 「医療施設がなくて風邪や虫垂炎でも死んでいく人々を見守って、 葬儀を出すことは‘死んだ後に薬を出すようなもの’と思い、 ずっと前から病院の建設を計画してきた」と設立動機を明らかにした。

各医療陣が家庭医学と、内科、整形外科などで診療を担当する予定で、 看護師、放射線技師、臨床病理士、その他20人あまりが常時勤務をする。 また大韓医師協会、ソウル市医師会、専門医協議会など所属意思100人あまりが ボランティア活動と後援をするようにした。

また、地上6階の建物の2、3階をリフォームした移住労働者専用医院の設立には 漢拏建設が1億4800万ウォンを支援した。

記事入力時間:2004.07.21 16:49:22(C)毎日労働ニュース

原文

翻訳/文責:安田(ゆ)


Created byStaff. Created on 2004-07-24 23:09:54 / Last modified on 2005-09-05 05:17:44 Copyright: Default

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