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タクシー労働者テロ、「金品授受事件の拡大を防ぐために行われた」

タクシー労働者キム・ギヒョン、「事件の背後とタクシー事業主の不法行為を糾明してくれ」

蔚山労働ニュース www.nodongnews.or.kr / 2007年04月06日16時40分

マスコミにタクシー労組の金品授受事実を情報提供したタクシー労働者のキム・ ギヒョン氏が「身分が露出して脅迫をうけ、3日の未明にテロにあった」と5日、 蔚山市プレスセンターで記者会見を行い、テロ事件の背後とタクシー事業主の 不法行為を一つ一つ明らかにすることを訴えた。

「震えて恐ろしい気持が先立ってこの場に来るまで相当な勇気が必要でした」テロにあって事件の背後を徹底的に明らかにしてくれと訴えるキム・ギヒョン タクシー労働者

頭に包帯を巻いて記者会見場に立ったキム・ギヒョン労働者は多少激昂した声 で「2日に全額管理制未施行を条件に蔚山タクシー運送事業組合理事長シン某 氏から6千万ウォン余りの金品を授受した事実が明らかになり、韓国労総タク シー本部長と民主労総タクシー本部長が拘束された」とし「寝不足で人生どん づまりという汚名にも、暮らすためにもがくタクシー労働者の生存権を売り飛 ばした行為はとうてい許せない」と話し始めた。

キム・ギヒョン労働者はタクシー労組金品授受事件が初めてマスコミで知らさ れた3月21日以後、記事を書いた金某記者に直接電話をかけて「今回の事件は 疑惑ではなく事実」という内容で3〜4回電話し、3月30日に中区庁で金記者と 会ったと明らかにした。

続いて3月31日、蔚山地方警察庁捜査課で参考人調査を受けたが、その場で民 主労総と韓国労総タクシー本部の関係者と対面して身分が露出、その時から 「目玉を売ってしまう」「道に用心しろ」「殺す」など、十余回の脅迫電話に 苦しめられたと話した。

キム・ギヒョン労働者は「このように記事と関連して脅迫電話がかかってきた のは、誰かが私の身分を露出させたとのだろう」と言い、「推定した結果、出 てきて接触した某日刊紙の金某記者と、私を参考人資格で調べた蔚山地方警察 庁警察ではないか」と疑惑を提起した。

また「3日の未明に私に加えられたテロは単純な強盗による事件だとは思わな い」とし「もし単なる強盗なら金を持っていっただろう。個人的な恨みならもっ と危険な凶器を使っただろう」と指摘し、「結局今回のタクシー労組幹部金品 授受事件が拡大することを防ぐために行われた計画的なテロだと思う」と語った。

また「今回のテロ事件の背後を絶対に明らかにすることを警察に明確に要求す る」とし、「全額管理制宥和のために不法的に巨額のロビー資金を造成し、 労組幹部を買収した事業主の不法行為を一つ一つ明らかにすることを心から望 む」と要請した。

これと共に「蔚山市が全額管理制についてもっと積極的に執行する意志を持っ ていれば、今回のような巨額の金品授受事件を防げた」と付け加えた。

キム・ギヒョン労働者は「この事件がどこまで拡大するか、私に近づくどんな 危険があるのか、本当に怖くなる」とし「ぜひ今回の事件が龍頭蛇尾で終わら ず、今回の機会に冷や飯を食べながら道路を縫うように走るタクシー労働者の 劣悪な境遇が改善される兆しならと思う」と言葉を結んだ。

会見文を読み終えると記者の質問が続いた。

絶対に全額管理制をするべきかと問うある記者の質問にキム・ギヒョン労働者 は「営業用タクシー運転手は全額管理制をしなければ暮らせない」とし、 「全額管理制をしない理由が何か聞きたい」と反問した。

蔚山市当局とタクシー業者との密着疑惑に対しては「ぜひ蔚山市でしようとす れば全額管理制は施行された」と答えた。

キム・ギヒョン労働者によれば、3日の深夜12時頃、仕事を終えて車庫に車を 駐車させようとすると3〜40代男子乗客が「2〜3分の距離に行こう」と言うの で乗客を乗せて車を運転したが、南区ソナム洞豊山金属社宅近くのソナム貯水 池の近くで鈍器で頭を殴られて倒れたという。

犯人は「中の火を消してくれ」という言葉以外には特別な言葉はなかったとい うが、キム・ギヒョン労働者は「対面すれば犯人の顔が分かる」と話した。

一方、民主労総民主タクシー連盟蔚山本部は6日に記者会見を行い、本部長拘束 事態に謝罪し、今回の事件の背後の糾明と全額管理制全面実施を要求する予定 だという。(イ・ジョンホ記者)

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンス:営利利用不可・改変許容仮訳)に従います。


Created byStaff. Created on 2007-05-29 05:13:49 / Last modified on 2007-05-29 05:13:50 Copyright: Default

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