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セヌリ金聖泰「公務員年金の改革には定年65歳に延長を」

対政府質問「朴槿恵政権は社会性不足政府...公務員と社会的対話」

キム・ヨンウク記者 2014.11.05 17:17

公務員年金を改革するためには公務員の定年を65歳で延長すべきだという主張が 与党内から提起されている。

セヌリ党の金聖泰(キム・ソンテ)議員は11月5日午前の国会対政府質問で 鄭[火+共]原(チョン・ホンウォン)国務総理に 「セウォル号惨事の痛みを治癒したり密陽送電塔、双竜車整理解雇問題、公務員年金改革などの社会的対立で発生する経済的費用は年間246兆ウォンにのぼる」とし 「莫大な規模の社会的対立の費用が発生する主な理由は、 利害当事者との協議や市民社会との十分な議論や手続きなく、 政府が一方的に政策立案を執行することだ。 一言で朴槿恵政権は社会性が不足した政府」と指摘した。

続いて金聖泰議員は 「公務員年金も同じだ。 公務員年金自体を国民年金と較べ、無条件に歪曲して公務員を一方的に魔女狩り式で罵倒しては絶対いけない」とし 「公務員年金を導入した当時は正しい趣旨だったが、 国家の財政上、これ以上、制度をうまく運営するのが難しいので 『公務員の皆さん助けて下さい』という理解と協調を求め、真摯に説得するべきなのに、 なぜ公務員を一日で魔女狩りするのか。非常によくない」と叱責した。

特に金議員は「政府が公聴会等を通じた対話の試みも必要だが、 公務員の剥奪感を慰労する制度的な補完策を実質的に用意しなければならない」とし 「本人は公務員の段階的な定年延長をそれ(補完策)だと見る」と総理に提案した。 金議員によれば、公務員年金改正案が通過すると年金受給開始年齢が2031年から現行の60歳から65歳になる。 現在の定年が60歳であることを考慮すれば、年金を受け取るまで5年の空白期ができる。

金議員は「こうした空白期は老後所得保障という年金の本来の趣旨とも合わないばかりか、別の官僚ムラ養成の種になりうる」とし 「だから年金時期に合わせて公務員定年を65歳まで段階的に延長する方案を積極的に検討する必要がある」と強調した。

金聖泰議員は 「定年延長は大きな恐れがあることは分かる。 民間部門の定年にも影響し、企業負担が増えて青年採用も萎縮しかねないという指摘もあるが、 定年延長は選択ではなく必須領域になった」とし 「わずか3年後には65歳の人口が総人口の14%になり、 2040年には65歳の人口が約40%近くになる。 高齢化に備えた定年延長は必須であり、 やむをえず差し迫った定年延長なら公務員年金と連動させて処理するのが正しい」と主張した。

鄭ホンウォン総理は金議員の指摘に 「相当な理由がある言葉だが、それに伴う負担や副作用もあるので、 研究課題にする」と明らかにした。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2014-11-06 13:56:53 / Last modified on 2014-11-06 13:56:53 Copyright: Default

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