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MBネズミの絵への罰金から2年...ニューヨーク警察が原作者のバンクシーに制裁

ニューヨーク警察、芸術家バンクシーの「路上の芸術家レジデンシー」制止

チョン・ウニ記者 2013.10.24 18:53

G20広報ポスターにネズミの絵を描いたという理由で大学講師パク・チョンス氏が罰金刑を受けてから2年、この原作者である英国のストリートアーティスト、バンクシーが作業中に警察に制止され、抑圧される行動主義芸術の現在を見せている。

バンクシーは10月23日午前11時30分、自分のウェブサイトに「今日の作業は、 警察の措置によりキャンセル」と記録した。22日、彼は他の2人の補助者と共に ブルックリン79番街のマクドナルドの前で象徴物の作業をしていたが、警察が 制止し、結局バンクシーは作業をやめてウェブサイトを通じ、ニューヨーク市 警察庁を非難したのだ。

[出処:http://gothamist.com/画面キャプチャー]

バンクシーは10月の初めからニューヨークで「中よりも外の方が良い」という 主題で自称「ニューヨークの町での芸術家レジデンシー」プロジェクトを進め ていた。

しかし最近、ニューヨークのブルームバーグ市長はバンクシーの作業に対して 「グラフィティは芸術の一形態とは思わない」とし「これは公共資産を傷つけ、 統制の喪失と腐食を意味する」と述べ、露骨に不快感を表わした。しかしこの ようなブルームバーグ市長の発言について16日、ポリティコなどの新聞は、 「私の定義では芸術ではない」という題で報道するなど、市長なのに私的な 個人の芸術の好みを公的に強要すると批判された。

その後、ニューヨーク市警察庁がバンクシーの作業現場に現れて制止し、 ブルームバーグ市長と警察庁に対する非難が熱い。

米国の独立言論ポピュラーレジスタンスは、「ニューヨークのブルームバーグ 市長は重い罰金と裁判所の命令を動員し、デモ隊を攻撃してニューヨーク市民 数万人を人種主義的に規制するなど、ニューヨーク市警察庁を攻撃的かつ 時として不法に利用してきたが、今ではストリートアーティストのバンクシー を逮捕すると威嚇している」と評した。この新聞はまた「ニューヨークの多く の市民はバンクシーが作業写真を上げて論評を付ければ彼の作品を見るため に集まって楽しんでいるのに、ブルームバーグ市長は芸術を撤去すると言う」 と付け加えた。

バンクシーは今回、特に最近「アラブの春」、「オキュパイ運動」等に関する 作業を街頭で繰り広げ、広がっているグローバルな抵抗運動に対しストリート アーティストとしての繊細な視点を見せた。

[出処:http://www.banksyny.com/]

赤い塀には「オキュパイ(占拠しろ)」と記す一方、「アラブの春」に関しては、 彼は孤立した水と廃棄ブロックでギザのスフィンクスの1/36縮小模型を作って 「石に手を付けてひっくり返すな、贋のアラブの春の水(the replica Arab spring water/アラブの泉)を飲むな」とし、贋のスフィンクスのようにアラブ の春を売り飛ばす詐欺師に誘惑されるなという意味をこめた。「オキュパイ」 作品について、オキュパイウォールストリート運動はホームページに掲載し、 うれしさを現わした。

バンクシーは自分を「芸術テロリスト」と呼び、都市ゲリラ戦術の形態で主流 芸術制度と社会を問題視するグラフィティなどで、日常的かつ、反語的な作品 を創作してきた。2005年にはパレスチナのウェストバンクの壁に作業し、彼らの 絶望を表現した。

[出処:http://www.banksyny.com/]

[出処:http://www.banksyny.com/]

[出処:http://www.banksyny.com/]

[出処:http://www.banksyny.com/]

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2013-10-25 04:21:45 / Last modified on 2013-10-25 06:59:36 Copyright: Default

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