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米国ファストフード労働者、60都市でストライキ

最低賃金値上げと労働組合の組織権を要求

チョン・ウニ記者 2013.08.30 16:57

米国60の都市でファストフード労働者たちが最低賃金の値上げと労働組合の組織権を要求してストライキを行った。

8月29日、米国の日刊紙、USAトゥデイによれば、今回のストライキはこの10か月の 間に行われたファストフード労働者たちのストライキで最大の規模だった。 マクドナルド、バーガーキング、ウェンディス、KFCなどのファストフード・ チェーンの労働者200人は、昨年11月にニューヨークでストライキを断行し、 今年の4月と7月にデトロイトとシカゴでのファストフード労働者のストライキが続いた。

[出処:http://www.usatoday.com/画面キャプチャー]

ストライキのオルグによれば、西部のロサンゼルスとサンフランシスコ、東部 のタンパ、ローリーなどの60都市でストライキがあったと伝えた。ファストフード 労働者5万3000人が暮らすデトロイト地域の活動家は、ストライキでマクドナルド など最低3つの店舗が門を閉めたと明らかにした。

ファストフード労働者たちは、時間当りの最低賃金を現在の7.25ドル(約712円) から15ドル(約1473円)に引き上げろと要求した。米国のファストフード産業には 事実上、労働組合が存在せず、労働者たちは労働組合の結成と活動の保障も 要求している。

オキュパイウォールストリート運動に影響受けて

ノースカロライナ州ローリーのピザチェーン、リトルシーザーの前でデモをし たフリオ・ウィルソンは「このピザ店で時間当り9ドル(約884円)を受け取って いるが、5歳になる娘と共に暮らすには充分でない」と話した。彼はまた、 「(ストライキで)自分の雇用は危なくなったが、私には当然やるべきことの ために戦う権利がある」と提起した。

インディアナ法大のフラン・クィグリー教授は「ファストフード労働者たちは 終日つらい労働をしているが、食べ物を買ったり家族を世話するほどの十分な 金を受け取ることができない」とストライキを支持する意思を明らかにした。

セントルイスの地域活動家、マーティン・ラファナンは8月29日、シカゴトリ ビューンに今回の労働者のストライキは、ウォールストリート占領運動に影響 を受けたと分析した。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2013-08-30 23:36:58 / Last modified on 2013-08-30 23:36:59 Copyright: Default

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