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LNJ Logo 「週刊金曜日」ニュース:日本のジャズの殿堂 新宿ピットイン60周年
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 【1】注目の記事
 【2】編集長コラム
 【3】次号予告
 【4】売れ行き良好書のご案内
 
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【1】注目の記事

■日本のジャズの殿堂 新宿ピットイン60周年

東京・新宿ピットインが今年12月24日、60周年を迎える。渡辺貞夫や山下洋
輔、日野皓正ら日本を代表する演奏家が出演するとともに、新人たちの登竜門
の役目も果たしてきた。米国のジャズのライブハウスと比べて、良心的な値段
設定も大きな魅力。日本のジャズを支える殿堂は連日、多くのファンで熱気に
あふれている。


●佐藤良武オーナーが語るこだわり
新しい音楽や人を生む「夢の苗床」
阪清和

「ジャズには人生の縮図が詰まっているんです」。日本のジャズを語る上で欠か
せないライブハウス、東京・「新宿ピットイン(PIT INN)」が12月24日、60
周年を迎える。創業者の佐藤良武さんは大学在学中に立ち上げた喫茶店がジャ
ズのライブハウスとして発展していく中で、米国のバークリー音楽院留学から
帰国した渡辺貞夫が日本に「世界のジャズ」を吹き込み、山下洋輔や野皓正ら
が鮮烈に登場した日本のジャズの夜明けの現場に立ち会ってきた。それは佐藤
さんの半生そのもの。ピットインもまた歴史のひとつになった。

●1980年代半ばから演奏を続けてきた奥平真吾
ミュージシャンへリスペクトを感じる
阪清和

日本を代表するジャズ・ミュージシャンが出演している新宿ピットイン。1980
年代から出演し続けてきたドラマー、奥平真吾が思いを語る。

◆ピットインレーベル22枚  歴史つむぐ珠玉のアルバム

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【2】編集長コラム

ガザ

  がれきの中に埋もれるように置かれた赤ちゃんの人形。小さな身体に巻かれ
た布は白と黒で配色されたパレスチナの伝統的スカーフ、クーフィーヤ。これ
は2023年のクリスマス、ヨルダン川西岸のキリスト生誕の地とされるベツ
レヘムの教会でキリスト降誕場面を表現した展示だ。

 ムンター・アイザック(訳によってはムンテル・イサクもあり)牧師は「も
しイエスが今日生まれたとしたら、ガザのがれきの下で生まれるだろう」、そう
言ってジェノサイドに抗議し、この年も次の年もこの教会はクリスマスを祝う
ことを中止したという。牧師は、イスラエルはパレスチナが神から与えられた
「約束の地」という聖書の時代をいつまで生きるのかと憤る。

 イスラエルによる攻撃は今も続いている。ガザ保健省は11月、23年10月以
降の死者数が7万人を超えたと発表。ユニセフによると、停戦発効後も67人
の子どもの命が奪われている。(吉田亮子)

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【3】次号予告

★次号予告:12月26日・1月9日合併(第1551)号

 【2025年振り返り対談】
●「右派」にどう向き合うべきか|対談 伊藤昌亮×雨宮処凛

【マイナ保険証】
●資格確認書が来たんですけど、どうすればいいですか?|全国保険医団体連
合会

【木本事件から100年】
●のどかな町で燃え上がった敵意(下) 虐殺を正当化したままでいいのか|
下地毅

【英国・コービン新党】
●波乱のなか「Your Party」として発進|及川健二

【リスペクトレコード】
●聴いてもらいたい音楽家はぼくの周りにまだたくさんいる 30周年迎えた
高橋研一代表に聞く|聞き手・藤田正

【好評連載】
●風速計 歴史の真実は痛みのなかに|崔善愛
●これからどうする? 日本たち|田中優子
●「働く」からいまを見つめる 過労死遺族の傷開いた流行語大賞のお気楽|
竹信三恵子
●温泉という悦楽 信州と会津、食と湯|青木理
●新・安全保障論 高市答弁、ハシゴ外す米国 支持率低下で中国に配慮|半
田滋
●新龍中国 香港の火災と選挙、「愛国者」はどこにいるのか?|野嶋剛
●メディアウオッチ 政治家や著名人が特定の層への攻撃煽る「犬笛」を吹き
批判者を追い詰めた1年|田幸和歌子
●くらし 老後の住まい、どうしますか? どんな施設がありますか?|内藤眞
弓 
 
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【4】売れ行き良好書のご案内 

★増補版 ひとめでわかるのんではいけない薬大事典

浜六郎 著  2750円(税込) 四六判並製・448頁

その薬は本当に必要ですか?

医師として薬害と闘い続ける著者が、さまざまな薬の危険度と効用を分析して
解説する。
ベストセラー『新版のんではいけない薬』の後継本で2017年発行の『ひとめ
でわかるのんではいけない薬大事典』を増ページ、大幅改訂して新版化。
(2024年5月刊)

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