|
【転載記事】NY市長にマムダニ氏当選 「民主主義的社会主義者」声明 | ||||||
|
Menu
おしらせ
■サブチャンネル ・映画祭報告(7/27) ・レイバーネットTV(11/12) ・あるくラジオ(11/1) ・川柳班(10/28) ・11.3「抵抗川柳句集」シンポ ・ブッククラブ(10/18) ・シネクラブ(10/11) ・ねりまの会(6/28) ・フィールドワーク(6.1報告) ・三多摩レイバー映画祭(5/25報告) ・夏期合宿(8月23-24日) ・レイバーネット動画 ●「太田昌国のコラム」第106回(2025/9/15) ●〔週刊 本の発見〕第410回(2025/11/6) ●「根津公子の都教委傍聴記」(2025/11/6) ●川柳「笑い茸」NO.163(2025/9/26) ●フランス発・グローバルニュースNO.19(2025/8/5) ●「飛幡祐規 パリの窓から」第101回(2025/10/14) ●「美術館めぐり」第16回(2025/10/27) ★カンパのお願い ■メディア系サイト 原子力資料情報室・たんぽぽ舎・岩上チャンネル(IWJ)・OurPlanet-TV・フクロウFoEチャンネル・田中龍作ジャーナル・UPLAN動画・NO HATE TV・なにぬねノンちゃんねる・市民メディア放送局・ニュース打破配信プロジェクト・デモクラシータイムス・The Interschool Journal・湯本雅典HP・アリの一言・デモリサTV・ボトムアップCH・共同テーブル・反貧困ネットワーク・JAL青空チャンネル・川島進ch・独立言論フォーラム・ポリタスTV・CLP・一月万冊・ArcTimes・
|
11月5日(日本時間)に行われたニューヨーク市長選で、ゾーラン・マムダニ氏が当選した。日本のメディアでは「イスラム系で初」という報道をしているところが多いが、今回の事態を読み解く上で最も重要なことはマムダニ氏が米国「民主主義的社会主義者」(DSA)に所属する急進左翼だということである。
DSAは、米民主党内で社会主義的な考えを持つ党員によって結成された政策集団である。独立した政党組織ではなく、民主党内で派閥として活動している。そのDSAが、マムダニ氏の当選を受け、声明を発表した。機械翻訳に若干の補正を加えた日本語訳が送られてきたので、以下、全文を紹介する。(黒鉄好) <参考記事> NY市長に急進左派マムダニ氏が当選確実 米報道 トランプ氏が敵視(2025.11.5「毎日」) https://mainichi.jp/articles/20251104/k00/00m/030/191000c 「資本主義の首都」を揺さぶる左派の新星(2025.7.8「毎日」) https://mainichi.jp/articles/20250707/k00/00m/030/128000c -------------------------------------------- <英語原文>(米国民主主義的社会主義者(DSA)公式サイトより) https://www.dsausa.org/statements/zohran-mamdani-wins-national-political-committee-statement/ ゾーラン・マムダニ勝利!DSA(アメリカ民主主義的社会主義者)全国政治委員会声明 2025年11月4日 民主主義的社会主義者ゾーラン・マムダニがニューヨーク市の次期市長に当選したことは、労働者階級の勝利である。ニューヨーカーたちは、我々を阻止しようと投じられた数百万ドルにもかかわらず、アメリカ社会主義運動にとってこの一世紀で最も画期的な選挙上の勝利を達成したのである。 今日、富豪たちはかつてないほどの富を有している。他方、我々の多くは生活に苦しみ続けている。そして政治的支配層はその状況を維持しようとしている。ゾーランの選挙運動は、その現状への代替案を提示した。すなわち、労働者のために機能する都市という構想である。 ゾーランの勝利を通じて、人民は寡頭制を打ち破り、労働者階級は大企業を打倒し、民主主義的社会主義は民主党体制の現状を打ち破った。この運動は、十万人を超えるボランティアと数百万の有権者によって支えられた。ニューヨーク市支部(NYC-DSA)の数千人の会員が、スタッフおよびボランティアとして、戸別訪問、電話による呼びかけ、職場や地域での対話、労働組合での組織化など、重要な役割を果たしたのである。この選挙は、民主主義的社会主義の理念が広く支持されていること、そして組織された人民が大資本の力を打ち破ることができることを証明した。ゾーランは、多くの有権者およびアメリカ国民の多数が信じていること−−すなわち「パレスチナは自由であるべきであり、アメリカはイスラエルのジェノサイドに加担すべきではない」という主張−−を恐れずに堂々と述べたのである。 我々の運動は決定的な勝利を収めたが、真の闘いはここから始まる。富裕層と権力者はあらゆる場面でDSAおよびゾーランに敵対するであろう。彼らが下劣なイスラーム恐怖症や人種差別に訴えることも、すでに明らかになっている。我々がこの選挙運動の要求を実現するためには、腐敗した体制派政治家を打倒するための大衆的な労働者階級の運動を築く必要がある。我々はマムダニ市長と共に、家賃凍結、迅速かつ無料のバス運行、普遍的な保育制度の実現を目指して闘うことを望む。また、パレスチナの自由のために、移民税関捜査局(ICE)の都市からの撤退、地域の安全を真に守る警察に代わる制度の構築、そしてドナルド・トランプによる社会サービスへの攻撃に対抗して闘い続けるであろう。 アメリカ民主主義的社会主義者(DSA)は、寡頭制を打ち破り政治革命を勝ち取ることのできる、労働者階級による、労働者階級のための政治運動を築くため、今後も全米で立候補する民主主義的社会主義者たちを支援し続ける。社会主義者たちは、ニューヨーク市のみならず全国各地で選挙に挑み、勝利を収めている。本年、我々は全国11支部以上から出馬する18名のDSA候補者を推薦した。また、全国選挙委員会は、全国的に推薦された候補者陣を支援するため、「資本主義のゴミを片づける社会主義の力(Socialist Cash Takes Out Capitalist Trash)」という全国募金キャンペーンを開始し、わずか7か月で10万ドルを集めた。 今宵、NYC-DSAとゾーラン・マムダニは、より良き世界が可能であることを証明した。DSAに参加し、ともにその世界を築こうではないか。 Created by zad25714. Last modified on 2025-11-07 22:29:02 Copyright: Default | ||||||