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【労組反戦】10.21国際反戦デー・米国大使館前行動を実施
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みなさん

東京東部労組の須田です。
以下、昨夜の10.21国際反戦デー・米国大使館前行動の報告です。

【労組反戦】10.21国際反戦デー・米国大使館前行動を実施

極右・排外主義の高市政権反対!トランプ来日反対!
日米首脳会談=「戦争会談」に労働者は反対しよう!

全国一般東京東部労組は10月21日、労組反戦行動実行委員会が呼びかけた「10.21国際反
戦デー・米国大使館前行動」に参加しました。
集合場所の東京・虎ノ門駅前には各労組・団体から約100人の労働者らが結集しました。

冒頭、この日の臨時国会で選出された首相の高市早苗が今後、憲法改悪や大軍拡そして排
外主義の煽動により日本を戦争に向けて加速させるのは確実だとして労働者の団結と闘い
で高市政権を打倒していくことをただちに決意する場にしようという行動基調が提起され
ました。
また、10月27日に来日する米国大統領のトランプは没落しつつある米国帝国主義が世界の
覇権を再び握るために凶暴な戦争を世界中で起こしていると弾劾しました。
このような中で行われる日米首脳会談が日米軍事同盟の強化とさらなる軍拡を決定する「
戦争会談」になることは必至だと指摘し、労働者が反対の声を上げていこうと呼びかけま
した。
そのうえで以下の決議文を提起しました。

<われわれは米国政府に対して、日本政府とともに進めている以下の戦争政策をただちに
中止することを要求する。
1.イスラエルによるパレスチナ・ガザでの虐殺行為への加担をやめよ
2.ロシア・ウクライナ戦争への武器供与をはじめとする加担をやめよ
3.世界戦争・核戦争の危機を高める中国への軍事包囲をやめよ
4.朝鮮民主主義人民共和国を敵視する朝鮮半島周辺での米日韓合同軍事演習をやめよ
5.沖縄・辺野古新基地建設を中止し、すべての基地を撤去せよ>

参加者全体の拍手で確認した後、この決議文をもって米国大使館に申し入れることにしま
した。
「トランプ来日反対!日米両政府は戦争をやめろ!」の横断幕を先頭に参加者全員で大使
館に向かったところ、大量の警官隊が現れて大使館に通じる歩道を封鎖し行く手を阻みま
した。
さらに警察官は参加者を突き飛ばすなどの暴力を加え、横断幕もびりびりに破かれました
。
警察の不当な妨害に対して参加者からは「警察は弾圧するな!」「反戦運動の妨害をやめ
ろ!」と抗議の声が上がりました。

参加者らは旧JTビル前まで後退させられましたが、その場で行動を再開しました。
以下の団体が発言しました。
東京東部労組/全労働者組合/全水道東京水道労組/東京清掃労組/東部全労協/葛飾区
労協/総合サポートユニオン/ユニオンネットお互いさま/全関東単一労組/在日韓国民
主統一連合/HOWS/壊憲NO!96条改悪反対連絡会議

最後に米国大使館に向けて「トランプ来日反対!」「ガザ虐殺をやめろ!」「軍事演習を
やめろ!」「戦争挑発をやめろ!」「すべての基地を撤去しろ!」などのシュプレヒコー
ルを上げて、団結ガンバローで行動を締めくくりました。

10月21日は1966年にベトナム戦争に反対して当時の労働組合のナショナルセンターだった
総評が反戦の統一ストライキに立ち上がった日です。
以来、日本では「10.21」を国際反戦デーとして労働者人民が戦争反対で行動する記念日
になってきました。
労働者が国際的に団結すれば、戦争を止めることができます。
労働者がストライキに入れば、資本家は戦車もミサイルも作ることができません。
その可能性をわれわれの先輩労働者たちが59年前に世界に行動で示しました。

反戦平和を求める日本労働運動の歴史を引き継ぎ、さらに発展させよう!
戦争の根源たる資本主義・帝国主義を打倒し、労働者が主人公となる新しい社会を職場と
地域から作っていこう!

■参照note記事
https://note.com/tobu19681226_001/n/nd11510d396c6?app_launch=false

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