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イスラエル大使館前でのリレーハンガーストライキの声明文
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投稿者: 翠羅臼

無期限リレーハンガーストライキ実行委員会      2025/10/07
          有馬則純 小野沢稔彦 翠羅臼 伊達政保
2023年10月7日以降、イスラエルによる不均衡な報復のためのガザへの空爆攻撃により、6万7000人以上のパレスチナ人が虐殺され、そのうち約2万人が子供、約1万人が女性でした(WHO)。さらに水、食料品、医療品など生存に欠かせない物資の厳しい搬入制限により5歳未満の子供7万人以上や妊娠中、授乳中の女性が急性栄養不良に直面しています。この人道危機に対して南アフリカやアイルランドがイスラエル政府の行為をジェノサイドとして国際司法裁判所に提訴し、当裁判所はネタニヤフを含むイスラエル政権幹部を戦争犯罪人として逮捕状を発出しました。9月の国連総会決議では加盟国に、「パレスチナ占領地区におけるイスラエルの不法な駐留から生じる状況を合法と認めず、また駐留の継続によって生じた状況の維持に援助又は支援を提供しない義務を負う」と定めています。にもかかわらず、常軌を逸したイスラエルの軍事行動はヨルダン側西岸や東エルサレムのなどのパレスチナ占領地でも拡大され続けています。
アメリカ大統領トランプは、ネタニヤフと同様に狂信的なシオニスト福音派の原理主義者であり、ガザにおけるジェノサイドと民族浄化の画策に加担しています。このような最暗黒の状況に抗すべく、パレスチナの人々はもとより、イスラエル国内、アメリカ、EU、日本、そして全世界の多くの心ある人々が立ち上がり、抵抗の焔を燃やし続けています。私たちは一握の砂にすぎませんが、全世界の仲間と連帯して闘うべく、無期限リレーハンガーストライキに突入し、イスラエル政府および日本政府に対して以下を要求します。皆様のご支援・ご協力をよろしくお願い申し上げます。 1.イスラエル政府はパレスチナの人々に対するジェノサイド攻撃を今すぐ止めろ 2.イスラエル政府は生存に欠かせない水、食料品、医薬品などの搬入制限を今すぐ止めろ 3.イスラエル政府はガザ、ヨルダン側西岸、東エルサレムの占領を終結させ、現存の入植地から今すぐ撤去し、エルサレムとアマレ・アドゥミムの間の新たな入植地建設計画「EI計画」を中止しろ 4. 日本政府はトランプの傀儡であることを止め、パレスチナの国家承認を行え 5.日本政府はイスラエルとの軍事交流・協力や軍事技術の共同研究を今すぐ止めろ 場所:イスラエル大使館前歩道 ハンスト開始日時:10月15日 午前9時 *10.10追伸 ハマスとイスラエル政府の停戦合意の報道を受け、10月14日の段階で停戦合意が進展している場合は、15日に予定していたハンガーストライキを延期します。

Created by staff01. Last modified on 2025-10-10 10:34:15 Copyright: Default

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