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みなさま

東京東部労組の菅野です。
一方的な事業停止・解雇と闘っていた東部労組在日本韓国YMCA支部の争議がこのほど
一区切りでの解決となりました。

以下、ご報告です。

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【在日本韓国YMCA支部】都労委で和解協定締結!「再就労」実現の追求へ


在日本韓国YMCAによる一方的な事業停止・解雇と闘っていた東部労組在日本韓国YM
CA支部。このほど9月25日、東京都労働委員会(都労委)において締結した和解協定
に基づく使用者からの解決金支払いが完了したことをうけ、今回の労働争議は一区切りで
の解決となりました。


◇和解に至る経過◇

一方的な事業停止・解雇に対して組合は2023年4月、都労委に救済申し立てを行うと
ともに、事業再開・解雇撤回を求める署名・オンライン署名運動を開始。同10月には1
314筆分を団体交渉で使用者側に提出するとともに、同11月には組合員を含む講師・職
員による語学学校の自主運営等を内容とする解決案を使用者側に突きつけました。
そのような中、昨年6月の都労委調査において、使用者側は和解交渉を都労委の仲介で進
めていくことに同意。都労委の審理は三者委員によるあっせんに移行することとなりまし
た。
そして今年1月、和解協定案が都労委から提示され、4月8日、労使双方がこれに調印し
て争議は終結となりました。

都労委和解協定の主な内容は以下の通りです。

・在日本韓国YMCAは施設の改修工事完了後、日本語学校または韓国語講座を再開する
場合には、組合員らに対し、それぞれの規程に則った条件での再就労を打診する

・在日本韓国YMCAは組合に対し、9月末日までの3回分割で解決金を支払う


◇闘いでかちとった解決◇

このかん、組合の闘いには在日本韓国YMCAの日本語学校・韓国語講座で学んでいた方
など多くの方の激励・連帯・励ましの声が寄せられてきました。
事業再開・解雇撤回を求める署名・オンライン署名にも多くの方が名を連ねていただきま
した。そのような声が組合の粘り強い闘いと結びつき、在日本韓国YMCAを揺り動かし
た結果の今回の和解協定締結であると組合は確信しています。
ご支援いただいたみなさま、本当にありがとうございました!


◇「再就労」の実現を求めて◇

都労委の和解協定では「施設の改修工事完了後、語学事業を再開する場合の組合員らに対
する再就労の打診」が規定されています。この点、今回の和解協定締結は「一区切り」で
あり、組合は今後、この条項の履行、そして在日本韓国YMCAでの「再就労」実現を求
め使用者への働きかけを続けていきます。


■参照note記事
https://note.com/tobu19681226_001/n/nc8ea056c15ab

Created by staff01. Last modified on 2025-09-30 14:25:02 Copyright: Default

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