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LNJ Logo 「週刊金曜日」ニュース:参政党研究 党勢拡大の全貌
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 【1】注目の記事
 【2】編集長コラム
 【3】次号予告
 【4】売れ行き良好書のご案内
 
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【1】注目の記事
■参政党研究 党勢拡大の全貌

7月の参議院選挙で自民、公明両党が少数与党に転落し、野党第一党の立憲民
主党が議席を伸ばせないなか、「台風の目」となったのは新興の参政党だった。
「排外主義だ」と非難されながらも「日本人ファースト」を掲げ、批判をも糧
にして党勢を拡大した。参院選での獲得議席は、予算を伴わない法案を単独提
出できる14。衆参の所属議員は18人になった。泡沫政党として看過できる時
期はとうに過ぎた。そこで参政党を研究する。

●成り立ちと国政への道たどる
参院選の躍進政党はトンデモ集団だった
黒猫ドラネコ

参政党はどのような党なのか。同党が世間の耳目を集める前から誰よりも足し
げく現場に通い、入念に観察してきた参政党ウオッチャーでライターの黒猫ド
ラネコさんに、その成り立ちと躍進の過程、今後の展開を報告してもらう。

●天皇制への回帰に再軍備をうたう
「新日本憲法(構想案)」を読む
清水雅彦

2020年4月に誕生した参政党が、今や18人の国会議員と150人を超え
る地方議員を擁する政党になった。しかし、今年5月に公表した参政党の改憲
案=「新日本憲法(構想案)」はどの程度知られているだろう。憲法学者の清水
雅彦・日本体育大学教授に読み解いてもらった。

●「オンライン独自調査」で投票者を分析
743万人は、どこから来たか?
秦正樹

今年の参院選で参政党の比例代表の得票数は742万5053票。2022年
の参院選から566万票も急増した。同党に一票を投じた有権者はどこからや
って来たのか。政治学者・秦正樹さんが、独自のオンライン調査を基に過去の
支持政党と情報接触の傾向から参政党投票者の特徴を分析する。

●神谷代表を招いた日本外国特派員協会
「太平洋戦争は日本の自衛戦争」
佐藤和雄

参院選公示日の7月3日、東京・丸の内にある日本外国特派員協会の記者会見
室の演壇に姿を見せたのは、政権与党を代表する石破茂・自民党総裁でもなく、
野党第一党の野田佳彦・立憲民主党代表でもなかった。その時点でまだ衆参国
会議員が5人しかいなかった参政党の神谷宗幣・代表である。なぜ外国メディ
アは新興政党を率いる政治家の言動に関心を持ち、神谷氏はそこで何を語った
のか。

●異例公開した収支報告書から読み解く資金と組織づくり
驚くべき党費・会費や事業収入、個人からの寄付の多さ
佐藤和雄

2020年に発足したばかりの参政党はこれまでどのように支持者を増やし、
活動に使う資金はどう集めてきたのか。総務省にこれまで提出された収支報告
書や神谷宗幣代表の言動などを中心に解析する。

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【2】編集長コラム

石破辞任

 石破茂首相が自民党総裁の辞任を表明した。米国の関税措置の対応に区切り
がつき、今がその「タイミング」というが、参院選で掲げた物価高対策などの
「停滞」はかまわないのか。「このまま(翌日予定の)臨時総裁選挙要求の意思
確認に進んでは党内に決定的な分断を生みかねない」と説明、石破首相は国民
ではなく党を守ることを選んだ。

 しかし選挙では自公政権にノーが示されたはず。政権をおりるべきは自民党
そのものではなかったのか。この状況が既存政党への不信・不満を助長し、今
号で取り上げたように参政党が躍進する要因となるのではないかと思う。

  前号で報道写真家・中村梧郎さんに「80年前の9月、ベトナムは日本の植民
地支配から独立した」を寄稿していただいたが、37ページの写真左端が編集部
のミスで切れてしまった。そこに半分写っているのが中村さんである。心から
お詫び申し上げたい。(吉田亮子)

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【3】次号予告

★2025年9月19日(第1537)号

【自民党総裁選】
●選挙・政治アドバイザー・久米晃さん「石破首相の辞任表明は遅きに失した」
|佐藤和雄
●高市・小泉両氏軸に、林氏が浮上か 「人気」「野党」「タカ派」がカギ|金
本裕司

【インタビュー】
●ICAN・川崎哲さん「軍拡に抗して核廃絶へ道筋つける」|竪場勝司

【ルポ】
●「水道料金8割値上げ必要」に衝撃 なぜ公共インフラの維持費用を個人に
負わせるのか|吉永磨美

【PFOA】
●岡山・吉備中央編 ダイキンがミスリード報道を利用 水道水汚染の健康影
響で、有志の会が公開質問状|Tansa 中川七海

【健康】
●環境ホルモンとエコチル調査 10万組の協力者の願いはかなうのか?|原
英二

【ラテンアメリカ】
●ベネズエラ原油狙うトランプが「一大砲艦外交」展開 マドゥーロ政権打倒
目指す痲薬組織中枢の制圧口実に|伊高浩昭

【パレスチナ】
●ガザに続く西岸の破壊と「収容所」化 住民を閉所に「追い込み」 軍事力で
「統制」する|小田切拓

【映画】
●『宝島』大友啓史監督インタビュー|鈴木淳一
●『揺さぶられる正義』|ワタナベ=アキラ

●韓国映画祭に招待された松本麗華さん「入国拒否」で参加できず|長塚洋

【好評連載】
●風速計 たったひとつの言葉で|雨宮処凛
●政治時評|西川伸一
●これからどうする? アジア女性ネットワークをつくる|田中優子
●新・買ってはいけない 体を壊すかもしれない「ノンアル飲料」|渡辺雄二
●暗夜胸に手をおいて 排外主義と「共同体感覚」|安達茉莉子

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【4】売れ行き良好書のご案内 

★増補版 ひとめでわかるのんではいけない薬大事典

浜六郎 著  2750円(税込) 四六判並製・448頁

その薬は本当に必要ですか?

医師として薬害と闘い続ける著者が、さまざまな薬の危険度と効用を分析して
解説する。
ベストセラー『新版のんではいけない薬』の後継本で2017年発行の『ひとめ
でわかるのんではいけない薬大事典』を増ページ、大幅改訂して新版化。
(2024年5月刊)

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