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<速報>東京「君が代」裁判五次訴訟東京地裁判決 最高裁判決を踏襲
戒告処分・再処分を容認、減給処分を取り消す

近藤徹

卒入学式で「日の丸・君が代」を強制する都教委の10・23通達(2003年)から21年9月。炎天下の7月31日、東京「君が代」裁判五次訴訟東京地裁判決があった(原告15名 現・元都立学校教員)。原告団らの入廷行進を多くの人が拍手と歓声で迎えてくれた。また傍聴を求めて100名以上の人が並んだが、定員42名のため多くの人が傍聴できなかった。

判決は最高裁判決を踏襲し、戒告処分4件を不当にも容認した一方、裁量権逸脱濫用で減給処分を取り消した。1名1件の減給処分と1名の6回目〜10回目(5件)の不起立に対する減給処分が取り消された。しかし都教委はこれまで減給処分取消が確定した現職教員に対し改めて戒告処分を科してきた(以下再処分という)。

その再処分事件16件は、裁判での初判断となったが、東京地裁は極めて不当にもいずれも取り消しを認めなかった。戒告処分を認めた行政に甘い最高裁判決をコピーした判決であった。

判決の旗出しは、「減給処分は違法」「回数加重処分を断罪」であった。

「『日の丸・君が代』強制は戦争への道」を共通の思いとして、原告団は高裁に控訴し、闘いを継続し、勝利するまで頑張り抜く決意である。これからもご支援をお願いします。


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